【明治安田J1リーグ】ヴィッセル神戸 0-1 東京ヴェルディ(5月26日/ノエビアスタジアム神戸)
故意ではなかったが、流血騒ぎにスタジアムが騒然となった。東京ヴェルディのMF松橋優安が、ヴィッセル神戸FW武藤嘉紀との競り合いで相手の肘が顔面を直撃して流血。止血後に一度はプレーを再開したが、すぐに座り込むとそのまま担架で運び出された。
問題のシーンはゴールレスで迎えた24分に起こった。ピッチ中央の位置でルーズになったボールに松橋と武藤が反応。2人がほぼ同時にジャンプすると、走り込んだ武藤が先にヘディングでボールに触った。
次の瞬間、松橋が額を抑えてプレーを止める。リプレイで確認すると、武藤がジャンプした際に広げた肘が松橋の額に直撃。額からは出血が見られた。
プレーがすぐに止められると、武藤も松橋に近づいて気遣う。松橋は、その場で横になるとピッチにドクターが入り応急処置が施された。氷とタオルで止血し、ターバンを巻いた状態で松橋が立ち上がると、そのまま歩いてピッチを後にした。
サイドラインでさらに治療が行われ、再びピッチに入った松橋だったが、直後に座り込んでしまい再び試合が中断。立ち上がることができず、今度は担架で運び出された。
このシーンにSNS上では「松橋流血…」「大丈夫か?血が出てるぞ?」「松橋痛そうや」「まじで危ないって」「軽症であってほしい」「ちょっと心配やな、無事であってほしい」「大事に至りませんように」など心配する声が並んだ。
松橋は脳震盪の疑いによりそのままピッチを後に。なお試合は、東京Vが1-0で勝利している。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)