【WWE】SMACKDOWN(5月24日・日本時間25日/サウジアラビア)
タッグパートナーの敗戦直後に”95キロわがまボディ”の女子レスラーが大暴走。仲間の仕返しとばかりに、全体重を”尻”に込めたセントーン3連発で女子王者を圧殺。実力行使のタイトル挑戦表明に会場からどよめきが起きた。
「SMACKDOWN」でWWE女子王者のベイリーとチェルシー・グリーンが対戦。試合はベイリーが制したものの、試合直後にチェルシーの盟友パイパー・ニーヴェンが乱入。公称95キロ、実際は100超えともいわれるマシュマロボディを3連発浴びせる暴挙で女子王者を完全KOした。
一時はWWE女子タッグの絶対王者として君臨したチェルシーだが、最近は秒殺続きの”やられ役”ばかりに。再び浮上するためにノンタイトル戦ながら現女子王者に一泡吹かせたいところだ。
この日のチェルシーは押し気味で試合をリードしたが、最後はベイリーのフィニッシャー「ローズ・プラント」で撃沈。あっさりカウントスリーを献上したが、そのままでは終わらなかった。
チェルシーのフォール負けのゴングとともに、タッグパートナーのパイパーが猛スピードで乱入しベイリーに圧殺ボディプレスを放つ。ベイリーも迎え撃つが、パイパーが抱きかかえてマットに叩きつける「スクラップバスター」で返り討ちにするとセントーンで巨体を浴びせた。
ファンから「そのセントーンはエグいって」という声のなか、顔面めがけて2発目をドスン。これに飽き足らず、ひと仕事終え「これくらいにしとくわ」と見せかけて3発目のセントーン。これがベイリーの土手っ腹に直撃し、この日一番痛そうな顔を見せた。
勝者にも関わらず、一方的にやられまくって悶絶する王者ベイリー。明らかにパイパーのタイトル挑戦への意思表明と受け取れる襲撃事件に会場は騒然となった。
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(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)