【AFCチャンピオンズリーグ】アル・アイン 5-1 横浜F・マリノス(日本時間5月26日/ハッザ・ビン・ザイード・スタジアム)
ACL決勝セカンドレグでの驚きの行動が話題になっている。2戦合計でリードするゴールを挙げたアル・アインのFWソフィアン・ラヒミが、得点直後にピッチへと投げ込まれた無数のゴミを回収。「ゴール決めてゴミ拾いまでするのかよw」とファンも驚きを隠せなかったようだ。
クラブ史上初となるACL優勝に王手をかけた横浜F・マリノスだったが、その前に立ちはだかったのがアル・アインのエースであるラヒミだった。
8分には味方とのパス交換でボックス内に侵入して先制ゴールを挙げると、前半アディショナルタイムには裏への抜け出しからGKポープ・ウィリアムの退場を誘発するなど脅威的なプレーを見せていた。
すると、67分にもボックス右で浮き球をトラップしてDF永戸勝也を手玉にとり、左足でニアサイドを打ち抜くゴラッソ。試合を決める3点目にスタジアムが沸くと、興奮したサポーターたちがピッチ内に物を投げ込み始めた。
これを見たラヒミは、横浜F・マリノスのキックオフ直前になって敵陣の左サイドに走る。そして、サポーターに「落ち着いて」というジェスチャーをしながら、ピッチに転がるゴミを次から次へと回収。邪魔にならないようにサイドラインの外に出して、持ち場に戻っていった。
この珍行動にSNSでは、「ゴール決めてゴミ拾いまでするのかよw」「ゴミ拾いラヒミwww」「ラヒミ嫌な動きでゴミ拾いするって色々ぐちゃぐちゃになるわw」「嫌なプレーもできてテクニックあって会場のゴミ拾いもできる…ラヒミ半端ないって」など盛り上がりを見せた。
この試合で2ゴールを決めたラヒミは、今季ACL13試合で13ゴール・6アシストを記録。得点王と大会MVPをダブル受賞している。
なお、試合はアル・アインが5-1で大勝。2試合計6-3でアジア王者に輝いた。クラブ史上初のACL優勝を狙った横浜FMは悔しい準優勝となった。
(ABEMA de DAZN/AFCチャンピオンズリーグ)