【CL】ボルシア・ドルトムント 0-2 レアル・マドリード(6月2日/ウェンブリー・スタジアム)
長きに渡り支えたレジェンドが、ついにクラブでの最後のユニフォーム姿となった。レアル・マドリードのドイツ代表MFトニ・クロースが交代でピッチを後にする際に力強いガッツポーズでファンを煽った。これにはファンも「かっこよすぎ」「まじでありがとう」と感動の一幕となった。
注目のシーンは84分だった。レアル・マドリードがブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールのゴールで2-0にリードを広げた直後だった。ピッチサイドにレアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチの姿が映し出される。トニ・クロースは交代を告げられると、観客席のサポーターに対して力強いガッツポーズを見せた。これに答えるかのようにスタジアムのサポーターからは大歓声が巻き起こりスタジアムは大盛り上がりに。最後はヴィニシウス、モドリッチ、カルロ・アンチェロッティ監督と熱い抱擁を交わし、レアル・マドリードでの最後のピッチを後にした。
解説の風間八宏氏は「素晴らしいプレーでしたね。FKやCKなど、技術というのはチームの武器ですから。彼の持っている技術力を今日もしっかり証明してくれましたね」とそのプレーぶりを称賛した。
このシーンにファンは「クロース最高だ」「クロースありがとう」「かっこよすぎ」「レジェンド」「まじでありがとう」「モドリッチとの交代時の抱擁は感涙もの」「クロースと交代するのがモドリッチだった時普通に感動したわ」とクロースに対する感謝のコメントが相次いだ。
試合はこのままレアル・マドリードが2-0で勝利。2シーズンぶり15回目のCL制覇となり、リーグ戦とスーペルコパに続いて見事“三冠”を達成。最高の形でレアル・マドリードでのラストマッチを終えたクロースは、自国ドイツで開催されるユーロ2024に挑む。
(ABEMA de WOWSPO/チャンピオンズリーグ)