日本人で初めてボブ・サップをKOしたという135キロ超ヘビー級の重量級ファイターが、パンクラス戦士に敗れる大波乱。豪快なKO決着を期待したファンがざわつくなか、試合直後に登場したラウンドガールに「人形みたいで可愛い」「いい笑顔」「めっちゃキレイ」など一転して騒然となる一幕があった。
【画像】「人形みたいで可愛い」ラウンドガールに騒然(全身あり)
6月2日に東京・アリーナ立川立飛で開催された『Breaking Down12』で、殴られ屋ウルスと金田一孝介が対戦。超重量級キックボクサーのウルスと元パンクラス・ランキング1位の“体重40キロ差マッチ”は、手数で勝る金田一が判定で制した。
YouTudeでの「殴らせ動画」で一躍話題となった殴られ屋ウルス。元プロキックボクサーで、2011年にボブ・サップを1ラウンドKO勝ちしたこともある195センチ135キロの巨漢。現役引退から10年ぶりの試合は、修斗やパンクラスで活躍した金田一。怪我で現役引退したものの、パンクラス時代にはライト級1位にもなった実力者だ。
体重差40キロを超える体重差、圧倒的な体格を誇るウルスにファンから「リングが小さく見える」の声も。ゴングとともに金田一が飛び込むが圧倒的な体格差にパンチが届かない。満を持して放ったウルスのど迫力のフックに会場がどよめく場面も。
両者とも距離感を掴めず決め手を欠いた最初の1分はジャッジ4人がドローで延長戦へ。延長戦で積極性を見せた金田一だったが、ローやパンチなど連打で対抗するもウルスの膝一発でグラリ。それでも打ち合いで怯まない金田一が後半フレーム差のある超ヘビー級をオーバーハンドでグラつかせるなど見せ場を作った。
試合は判定でオーディエンスを含む5組のジャッジが全て金田一の積極性を支持。40キロもの体重差を覆した金田一のスピード感溢れる戦いぶりへの賞賛。さらに「サップを倒した男」への失望の声も聞かれた。
期待値が高い試合だっただけに、煮え切らなかった試合内容にファンも現実逃避か…勝利賞を授与に登場したラウンドガールの可愛らしい容姿へと注目が。ファンからは「人形みたいで可愛い」「かわいい」「いい笑顔」などの声が上がっていた。