安保瑠輝也の“愛弟子”が現役RIZINファイターをヒザ蹴り一閃でTKOするという「サプライズ」が起こり、朝倉未来も「すごい勝ち方」と驚きのコメントを残した。
2日、朝倉未来がCEOを務める、1分間最強を決める格闘技大会『BreakingDown12』が東京・アリーナ立川立飛で開催。第17試合でYUSHIとジョリーがMMA(寝技10秒)ルールで対決。ジョリーがKO勝ちをおさめた。
現役RIZINファイターであるYUSHIと、安保瑠輝也の愛弟子で、この試合をきっかけにRIZINへの出場を虎視眈々と狙っているジョリーとの一戦。ゴングが鳴ると、この試合のために「13キロ減量してきた」というジョリーがキレのあるタックルでテイクダウンに成功。すかさずYUSHIもフロントチョークに行くが、ここでレフェリーストップが入り、ブレイク。
そして再開後まもなくのことだった。ジョリーが左右のパンチで前に出ると、立て続けに左キックをYUSHIの顔面に浴びせ、金網に追い詰める。YUSHIはぐらついた様子を見せるも、なんとか寝技の体勢に持ち込み、10秒やりすごして再びリング中央へ。
ダメージが見受けられるYUSHIは、RIZINファイターの意地もあり果敢に前に出るが、隙をついたジョリーの左の飛び膝りを被弾して崩れ落ちた。「番狂わせ」とも言える衝撃の失神KO。朝倉は「いやあすごい勝ち方じゃないですか。RIZINでもこんな勝ち方をしている人はいないんで。これは説得力出ますよね」と“今日イチ”の驚きの様子。
今大会のオーディションの際には「YUSHIに勝ったら首持って榊原さんに直談判しに行きたいと思ってるんで、未来さんと溝口さん、ぜひ一緒に行ってくれませんか?」と直訴していた経緯があったジョリー。勝利者マイクで「未来さん、約束通り榊原さんに直談判に行ってくれないですか?」と審査員席の朝倉に問いかけたところ「OK」とサムズアップ。「マジで!」と驚いたジョリーは「もう話すこと無いです。満足です!」と充実の表情でリングを後にした。