男性用小便器に貼られた“マト”のシールに、思わずロックオンしてしまう。そんな行動の背景にあるのが、大阪大学大学院の松村真宏教授が提唱する「仕掛学」だ。ポイ捨てが減る「バスケットゴールがついたゴミ箱」や、消毒液が噴射される「真実の口」などが成功例で、後者は使用率が天王寺動物園では5倍、阪大病院では16倍になった。