【国際親善試合】イタリア代表 0-0 トルコ代表(日本時間6月5日/スタディオ・レナート・ダッラーラ)
EURO2024に向けたテストマッチで、とんでもない殺人タックルが飛び出した。イタリア代表FWのリッカルド・オルソリーニが、トルコ代表のMFケナン・ユルディズに対して極悪なプレーを敢行。足首を根こそぎ刈り取るようなスライディングに、ファンも「なんてやつだ」「レッドカードだろ」と怒り心頭だった。
日本時間6月15日に開幕を迎えるEURO2024に向けて、各国代表が最後のテストマッチで調整中。前回大会王者のイタリア代表は、トルコ代表との親善試合に臨んだ。
親善試合らしからぬシーンは、ゴールレスで迎えた29分だった。右サイドでボールを受けたオルソリーニのクロスが弾かれたところで、両チームの攻守が切り替わる。すると、ボールを失ったオルソリーニが、サイドライン際でボールを受けたユルディズに対してスライディングを見舞った。
やや遅れて入ったうえ、足裏を見せた危険なスライディングに、ユルディズは足を刈り取られるような格好となって転倒して悶絶。接触した次の瞬間には、スタジアムからは大きな声が聞こえるなど明らかなファウルだった。
このプレーでイエローカードを受けたオルソリーニは、不満げに主審とコミュニケーションを取る。しかし、リプレイを確認してみると明らかなレイトタックルであり、さらに足裏を見せたスライディングでユルディズの足にアタックしていた。
このオルソリーニの殺人スライディングに対して海外ファンが反応。SNS上には「クソ野郎だな」「レッドカードだろ」「EUROの準備試合だぞ」「なんてやつだ」など怒りの声が散見された。また日本のファンも同様に「オルソリーニとかいうクソ荒いやつどうにかしてくれ」「それはまじで許さん」と荒いプレーを非難する声が多く見られた。
なお、スライディングを受けてしばらく立ち上がれなかったユルディズだったが、治療後に復帰すると試合終了までプレー。ユヴェントスで台頭した19歳新星はEUROで国際舞台デビューが期待されているだけに、一安心といったところだ。一方、オルソリーニは前半のみで交代となった。なお、試合はスコアレスドローで終了している。
(ABEMA de DAZN/国際親善試合)