【WWE】RAW(6月3日・日本時間4日/ハーシー)
敵ユニットの男性レスラーを誘惑し、試合後の花道で“公開キッス”。会場をどよめかせた悪女レスラー魅惑の行動はSNSで瞬く間に拡散され、24時間で4000万回以上再生され、大反響&大ブーイングを呼んだ。そんな悪女レスラーが、あろうことか再びリング上で大胆誘惑。2週連続のハプニングの予感に場内のファンは騒然となった。
WWE「RAW」に“スーパー悪女”となった新王者リヴ・モーガンが登場。先週、不本意な形でリヴのタイトル防衛をアシストした宿敵であるドミニク・ミステリオ(新婚ホヤホヤ)に再接近。色仕掛けで自分の手中に収めようと再び悪女ぶりを発揮した。
先週の”熱烈キス事件”を受け会場がざわつく中、いつも以上に唇を強調したメイクで登場したリヴ。「今日は口紅が濃いな」「唇真っ赤っ赤」など、ファンからは何かを予感させる声があがる。
宿敵ベッキー・リンチを汚い手とはいえ2度も倒したことでご満悦のリヴはマイクで「復讐を果たした時は後味悪いってよく聞くけど、全然そんなことなかったわ(笑)」と性悪らしい高笑い。
肩に誇らしげに掲げるチャンピオンベルト。もとはと言えば、絶対王者のリア・リプリーを襲撃して欠場に追い込む不正な方法で奪ったものだが「私は誰も倒すことができなかったリア・リプリーを欠場に追い込んだ」と自慢げに語ると、呆れた会場に大ブーイングが響いた。
WWE史上かつてないダーティーな新王者に嫌悪感漂う中、先週の「RAW」の衝撃エンディングとなった「ドミニク接吻事件」について触れはじめるリヴ。すると、ブーイングは一転、手のひらを返したように大盛り上がりとなった。
リヴは会場の反応を楽しむように「何のことを話しているかわかるでしょ? 先週24時間で4000万回再生した動画よ」と続ける。そこに被害者のドミニクが登場。WWE随一のブーイング王として知られる彼だが、この日はファンからの嫉妬も相まってか、壮絶な大ブーイングが浴びせられた。
あまりにも大きなブーイングにマイクを遮られたドミニクは珍しく「話させろ!」とブチ切れ。しかし勇気を振り絞り「マミー(リアの愛称)はお前を許さないからな! 彼女が帰って来たら、お前は…」程度の弱腰。
対するリヴは先週の熱いキッスについて「でも最高だったでしょ?」とニヤリと笑みを浮かべ、あろうことかドミニクに歩み寄ると、ドミニクの体を撫でまわすようにして再び誘惑を開始した。場内が2週連続のハプニングに大盛り上がりを見せたが、途中でドミニクの仲間フィン・ベイラーが乱入し、リヴに「ふざけるな、ドムはお前となんか関わりたくない!」と怒りを露わ。当のドミニクはお色気お姉さまのペースに巻き込まれ何とも言えない表情を浮かべた。
そんな二人の様子に「また誘ってる」「もう一回キスしろ!」「泥棒猫!」などヤジの嵐。さらに「ニヤけるのを必死で我慢しているw」「嬉しそう」などのツッコミも相次いだ。(ABEMA/WWE『RAW』)