山梨県富士河口湖町にある通称「富士山ローソン」を再度取材すると、黒幕そのものが珍しいと見物客の姿が。また、黒幕の10か所ほどに直径1センチ程度の穴が開けられていることが発覚した。
明星大学心理学部の藤井靖教授はこの“穴”について「(心理学的に)カリギュラ効果と言われるが、そういう心理が人の中にはある。穴の中を見ると『何かいいものがあるかも』というような、好奇心が喚起される心理がある」と解説した。
街ではより強度の強い幕に変えることを検討しているそうで、富士河口湖町の渡辺英之町長は会見で「イメージ的によくないのかなという感じ。あそこはお客さんも通りますし、できれば明るい色で。黒だとイメージが悪いので、張り替えていきたい方向でいま検討している」と語っている。
藤井氏は幕の変更について「緑やパステルカラーが人の興奮を喚起しないという意味では良い」「たとえばかわいいワンちゃんの絵を描いておくとか。人が破壊しにくくなるイラストやペイント、アートなどが抑止になるかも」とアドバイスした。
そんななか、次なる富士山写真として注目されている場所があった。バックスクリーンのうしろに雄大な富士山がそびえ立つのは富士吉田市にある富士北麓公園の野球場で、公園担当者は「富士山を目的にしての来園という認識はありませんが、利用者は増加傾向にある」と語った。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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