【国際親善試合】ポルトガル代表 4-2 フィンランド代表(日本時間6月5日/エスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデ)
抜け出しからシュートまで一連の流れが全てハイレベルだった。ポルトガル代表との親善試合でフィンランド代表のFWテーム・プッキが、絶妙な飛び出しでDFの背後をとると、最後はチップキックでオシャレにゴールへと流し込んだ。これには視聴者からも「すごいの決めたw」「プッキうめぇな」など称賛の声が挙がった。
注目のシーンは71分だった。FKのクイックリスタートからボールを受けたMFロビン・ロドが、右サイドから前線へスルーパスを送る。プッキがこのパスに絶妙な抜け出しで反応すると相手DFの裏を取りGKと1対1に。あまり角度のない状況だったが、プッキは前に飛び出したGKの目の前で華麗にチップキック。ボールはゴールへと吸い込まれた。
このゴールに視聴者からは、「おー! すごいの決めたw」「プッキに点決められたー」「プッキうめぇな」「衰えないな」など圧巻の技術に舌を巻くコメントがSNSに投稿された。
見事な追撃弾を決めたプッキだったが、それだけでは終わらなかった。1点目の約5分後、味方からのパスをボックス内で受けると、見事なトラップから最後はゴール右隅へと流し込み、圧巻の2ゴール目を記録してみせた。
フィンランド代表はプッキの奮闘も虚しく2-4でポルトガル代表に敗戦。とはいえ、セルティック、シャルケ、ノリッジなど欧州主要リーグで活躍し(現在はMLSのミネソタ・ユナイテッドに所属)、フィンランド代表の歴代最多得点者(42ゴール)でもある34歳FWのパフォーマンスは圧巻で、日本時間6月15日に開幕するEURO2024でも活躍に期待したい。
(ABEMA de DAZN/国際親善試合)