【WWE】RAW(6月3日・日本時間4日/ハーシー)
「えっ?リングにハンドバッグ」「買い物の帰り?」デビュー戦を迎えた元ビジネスウーマン・女子レスラーの予想外の入場シーンに反響。白いハンドバッグを片手にリングへ向かう異色キャラクターにファンの視線が一気に注がれた。
WWE「RAW」に、4月のドラフトで育成組織から昇格を果たしたキアナ・ジェームズが初登場。女子のベテラン実力者ナタリアとの対戦に見事に勝利して初陣を飾ったが、ひと癖もふた癖もある「ハンドバックを持ってリングへ向かう」謎多き登場シーンに注目が集まった。
バックステージでのインタビューではにこやかに「まずはナタリアを倒して王者になるための完璧な一歩にするわ」と自信とドヤ顔を披露。ファンからも「キアナついにきたか」「肩幅がすげえ」「美人で迫力がある」と反応は様々だったが、その入場シーンに度肝を抜かれることとなった。
リングに向かうキアナは白いハンドバッグを片腕にかけて仕事に向かうビジネスウーマンのよう。ファンはその異例の登場方法に「えっ?バッグを持って入場?」「お買い物か?」「まるでショッピングにでも来たような出で立ちだ」と驚きを隠せない。
キアナはNXT時代からヒールビジネスウーマンという斬新なキャラクターを確立。狡猾で計算高い起業家で、会議室でもリングでも知性を駆使して相手を出し抜くというのがコンセプトのレスラー。実況の清野茂樹アナウンサーは「レスラーになる前はビジネスをやっていたというちょっと変わった経歴の持ち主」と紹介した。
WWE女子きっての技巧派として知られるナタリアのテクニックに翻弄されたキアナだが、のらりくらりと頭脳プレイで翻弄すると最後は得意のフィニッシャー「401(k)」(リバースSTO)一撃でナタリアを仕留めた。ちなみに「401K」は確定拠出年金、アメリカの企業年金制度のことを指している。
試合後には再びカメラ目線でドヤ顔を披露したキアナ。じつは、あのハンドバッグにレンガを仕込むこともあるそうで「獰猛」「容赦ない」悪女と評されてきたとも。この日はバッグから何も飛び出さなかったが…デビュー3年目の27歳とは思えない堂々たる初戦。要注意人物なのは確かだ。(ABEMA/WWE『RAW』)
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