藤島健二郎、優雅な2連勝で首位通過 昨年は2ndステージ敗退「新しい景色が見られたら」2位通過は堀慎吾/麻雀・トーナメント
【映像】初戦突破の喜びを語る藤島健二郎

 Mリーガー、各プロ団体推薦者が出場する「Mトーナメント2024」予選1stステージD卓が6月7日に行われ、推薦選手の藤島健二郎(連盟)が2連勝で首位通過。インタビューでは昨年ノーホーラで敗退した2ndステージに意欲を燃やした。

【映像】初戦突破の喜びを語る藤島健二郎

 第1試合は東家から堀慎吾(KADOKAWAサクラナイツ・協会)、相川まりえ(最高位戦)、鈴木大介(BEAST Japanext・連盟)、藤島の並びで開始。東1局、藤島は相川から1300点をロン。これを皮切りに同2局は3000点、さらに同3局はダマテンで満貫をアガるなど快調な滑り出し。中盤、堀に詰め寄られるも、ラス親でさらに加点し大トップで先勝した。

 「とにかく守る」と決めて臨んだ第2試合。東家から藤島、堀、鈴木大介、相川の並び。藤島は宣言通りリーチは自重、南1局の親番ではダマテンのツモ・一気通貫・赤をアガり1万2000点の加点に成功した。これで通過をほぼ確実なものにすると、最後まで危なげない戦い振りで2連勝。首位通過で2ndステージへの挑戦権を得た。対局スタジオを去る際には、カメラへ向かって手を振るサービスも。

 インタビューでは堀慎吾にならい「うれしいです」と一言。通過の喜びを噛み締めた。「配牌も良かったし、ツモも良かったので、自分らしく仕掛けるシーンがほとんどなく、トーナメントっぽい戦いではなかったと思います。ツイていたと思いますね」と謙虚に試合を振り返り、南1局の親満貫は「すごくうれしかったです、だいぶ選択肢も増えるし、あれで勝てるなという風には思っていました」。オーラスは自らのアガリで勝ち上がり者が変わる可能性もあった。「できたら堀さんを潰しておいたほうがいいのかなと思いました」と苦笑いも。この日はC卓で和久津晶(連盟)が勝ち上がりを決めている。「推薦選手が勝っていなかったので、それもうれしいですね」。

 「去年は2回戦(2ndステージ)で負けているので、次を勝って、また新しい景色が見られたらうれしいと思っています」と視聴者へ思いを伝えると、コメント欄には「たのしみやね」「頑張ってください!」「連勝おめでとう」とエールが寄せられていた。

【第1試合結果】

1着 藤島健二郎(連盟)4万8700点/+68.7
2着 堀慎吾(KADOKAWAサクラナイツ・協会)2万7400点/+7.4
3着 相川まりえ(最高位戦)1万3900点/▲26.1
4着 鈴木大介(BEAST Japanext・連盟)1万点/▲50.0

【第2試合結果】

1着 藤島健二郎(連盟)3万6600点/+56.6
2着 相川まりえ(最高位戦)3万1800点/+11.8
3着 堀慎吾(KADOKAWAサクラナイツ・協会)1万8700点/▲21.3
4着 鈴木大介(BEAST Japanext・連盟)1万2900点/▲47.1

【最終結果】

1位 藤島健二郎(連盟)/+125.3
2位 堀慎吾(KADOKAWAサクラナイツ・協会)/▲13.9
3位 相川まりえ(最高位戦)/▲14.3
4位 鈴木大介(BEAST Japanext・連盟)/▲97.1

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mトーナメント プロ麻雀リーグ「Mリーグ」初となる冠大会で個人によるトーナメント戦。現Mリーガー36人と元Mリーガーやタイトルホルダーなどプロ5団体からの推薦者24人、計60人で行われる。Mリーグの昨シーズン優勝チーム所属の4選手は、予選2ndステージからシード出場となる。全試合「Mリーグルール」で行われ、予選は1stステージ、2ndステージ、ファイナルステージに分けて行われ、それぞれ2位までが次のステージに進出。セミファイナル(ベスト8)、ファイナルを経て優勝者を決める。
ABEMA/麻雀チャンネルより)

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