【WWE】SMACKDOWN(6月7日・日本時間8日/ルイビル)
タイトルマッチ直前の緊迫感ある場面。バチバチのにらみ合いと舌戦の王者と挑戦者を差し置いて、ファンの視線が集まったのは”煽り担当”の悪女レスラー。リングコスチューム姿では隠されていた“美脚”に視線が注がれた。
6月15日、スコットランドで開催されるプレミアム・ライブ・イベント「クラッシュ・アット・ザ・キャッスル」へ向けた抗争が加速。WWE女子王者のベイリーと挑戦者のパイパー・二ーヴェンによるフェイスオフが行われたが、挑戦者以上にその脇で”ガヤ係”を演じる相棒が存在感を示した。
2週連続でパイパー&チェルシーの襲撃にあい、前哨戦でやられっぱなしのベイリー。対戦相手のパイパーは母国での凱旋試合と今回のタイトルマッチの意味合いが違う。王者も自覚があるのか「私にとってはアウェーでの試合」とマイクで語ると、そこへパイパー&チェルシーが登場する。
元は長期政権を築いた名タッグコンビのパイパー&チェルシーだが、このところはもっぱらシングル戦線での活躍が目立っている。ベイリーを攻撃し、女子王座に挑戦するパイパーを陰で支えるチェルシーだが、マイクでは毒舌を炸裂させベイリーの悪口を連呼。性悪ぶり全開だが、ファンはチェルシーの存在感に注目。そしてこの日、特筆すべきはその美脚ぶりだ。
観客のヒートを買うマイクにもかかわらず、ファンからは「脚長っ」「かわいい」「脚綺麗」「ほぼ脚」といった声が相次ぎ話題沸騰。この日はぴっちりとしたコスチュームを着用し、美脚を惜しげもなく披露した。その口の悪さが災いしてファンからは“ネタ要因”など時折ネガティブな意見も聞かれるものの、改めてチェルシーの魅力的な容姿は多くのファンを魅了したようだ。
ファンの注目は、チェルシーに注がれたが、このところの主役はシングルプレイヤーとして狂気をまとい始めたパイパーの圧倒的な存在感。“わがままボディ”の持ち主だが、日本マットでも大活躍した「可愛い怪獣」にも固定ファンは多く、今回のタイトル戦で悲願のシングルタイトル達成なるか、期待が高まっている。
(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)