【国際親善試合】スペイン代表 5-1 北アイルランド代表(日本時間6月9日/エスタディ・マジョルカ・ソン・モイシュ)
16歳の神童が才能の片鱗を見せつけた。スペイン代表のFWラミン・ヤマルが北アイルランド代表戦で、右サイドからカットインするとピンポイントクロスでアシストを記録。このプレーにファンからは「アシストやばすぎ」「脱帽です。化け物」と絶賛の声が相次いでいる。
衝撃のシーンは、スペイン代表が3-1とリードして迎えた35分だった。敵陣右サイド深くでボールを持ったヤマルは、オーバーラップしてきた味方を囮に使うと、中央へカットイン。足に吸い付くような繊細なボールタッチと滑らかな身のこなしでキックフェイントを入れると、さらに中央へ侵入し、ボックス内の状況を確認すると、GKの手前に落ちるようにカーブをかけてクロスを送る。このボールに後方から走り込んできたMFファビアン・ルイスが左足で合わせてボールはゴールへと吸い込まれた。
このプレーにファンからは、「ドリブルだけじゃなくてクロスの精度異常なんだよな」「あと15年はスペイン代表の顔でいてくれるのエグい」「アシストやばすぎ」「16歳なんバケモンやろ」「ヤマルには脱帽です。化け物」「もうヤマルは年齢関係なしに世界トップクラスのウインガーだな」などSNSで絶賛の嵐となった。
ヤマルはこの試合、59分にも敵陣右サイド深くでボールを奪うとゴール前へとラストパスを送り、FWミケル・オヤルサバルのゴールをアシスト。2アシストの活躍でスペイン代表を5-1の大勝に導いた。
ヤマルは2007年7月生まれの16歳。2023年9月のジョージア戦(EURO予選)では、スペイン史上最年少の16歳1か月26日で代表デビューと代表初ゴールを飾った神童だ。日本時間6月15日に開幕するEURO2024でも必見のタレントだろう。
(ABEMA de DAZN/国際親善試合)