“4強”最後の一人は羽生善治九段に決定!糸谷哲郎八段との激戦制し藤井聡太王座への挑戦権獲得に前進/将棋・王座戦挑決T 将棋羽生善治 2024/06/11 08:00 拡大する 将棋の王座戦挑戦者決定トーナメント2回戦が6月10日に行われ、羽生善治九段(53)が糸谷哲郎八段(35)に122手で勝利した。この結果、羽生九段はベスト4に進出。次戦で広瀬章人九段(37)と決勝進出をかけて対戦する。【映像】ベスト4入りを決めた羽生九段の表情 王座24期のレジェンド・羽生九段が、文字通りの“王座奪還”に向けて大きく前進した。本局では、2016年の第64期王座戦五番勝負の舞台でも対戦した糸谷八段と激突。戦型は後手の糸谷八段得意の一手損角換わりとなった。右玉で対応した羽生九段は「序盤からあまりやったことのない形になってしまい、手探りで指していたがずっと難しいと思っていた」としながらも、勢いよく進攻。終盤は接戦となったものの、相手の力を封じ込めた羽生九段が白星を手にした。 続きを読む 関連記事