【国際親善試合】イタリア代表 1-0 ボスニア・ヘルツェゴビナ代表(日本時間6月10日/スタディオ・カルロ・カステッラーニ)
アッズーリの守護神が衝撃の神プレーでチームを救った。パリSGに所属するイタリア代表のGKジャンルイジ・ドンナルンマが、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表戦でゴール前のピンチに指先で弾き出すミラクルセーブを披露。これにはファンも「なんてセーブだ」「それ止めるんやえんぐ」と驚愕した。
注目シーンは試合開始早々の7分だった。イタリアは自陣深くからビルドアップを試みるが、DFリッカルド・カラフィオーリがパスミス。これを拾った相手MFハリス・ハイラディノビッチに、ゴール前から決定的なシュートを放たれてしまった。しかし、ドンナルンマが素早く横っ飛び。最後は指先で弾き出すスーパーセーブでチームを窮地から救ってみせた。
このミラクルセーブにファンは驚愕。SNSは「ドンナルンマそれ止めるんやえんぐ」「素晴らしい」「それは1点もののセーブよ」「なんてセーブだ」「奇跡のセーブ」「こーゆーセーブ見るとイタリアのファーストGKはドンナルンマだよなぁ」「イタリアのGKはまあドンナルンマなのかな。ヴィカーリオが控えとはまた贅沢な話よ」とS絶賛の嵐となった。
ドンナルンマは2016年9月に17歳6か月で代表デビューし、イタリア代表が優勝したEURO2020では大会MVPにも輝いたアッズーリの守護神。所属するパリSGでの2023-2024シーズンのセーブ率82%は欧州5大リーグで1位という世界屈指のGKだ。
日本時間6月15日に開幕するEURO2024に向けては、2023-2024シーズンのトッテナムでハイパフォーマンスを披露したグリエルモ・ヴィカーリオも招集されている。ただ、他にもビッグセーブを見せたこの日のパフォーマンスを見る限り、やはり本大会でイタリア代表のゴールマウスを任されるのはドンナルンマだろう。
試合は、38分にダビド・フラッテージが挙げたゴールを守り切ったイタリア代表が1-0で勝利。現在のアッズーリは攻撃力に不安を抱えるだけに、EURO2024でもドンナルンマのセーブ力はまさに生命線となりそうだ。
(ABEMA de DAZN/国際親善試合)