【国際親善試合】フランス代表 0-0 カナダ代表(現地時間6月10日/ヌーヴォ・スタッド・ド・ボルドー )
やはりキングは別格だった。カナダ代表戦でフランス代表FWのキリアン・エンバペが、試合終了間際に鮮やかなダブルタッチで相手をかわし強烈なミドルシュート。これにはファンも「凄まじい」「えぐい」「違うチームなるな」と絶賛の嵐となった。
EURO2024に向けた最後のテストマッチでフランス代表はカナダ代表と対戦。しかし決め手を欠いてゴールが奪えず、74分にはこの日はベンチスタートだったエンバペをピッチに送り出す。
すると、90+5分だった。自陣でボールを奪ったフランス代表は、MFエドゥアルド・カマヴィンガが左サイドにロングパスを送る。敵陣でボールを受けたエンバペはそのままドリブルで仕掛けると、カナダ代表は2人がかりで対応してきた。完全にスペースを潰されたかに見えたが、エンバペは敵2人の間をすり抜けるように鮮やかなダブルタッチで一瞬にして置き去りにすると、右足で強烈シュートを放った。
シュートは惜しくもGKに弾かれたが、その突破は衝撃的。ファンも驚愕し、SNSには「エンバペだけで変わるなー」「1人でやれちゃうのがこの人なんよなーw」「エンバペを左に置いとくだけで違うチームなるな」「エンバペの突破は熱かった!」「やっぱエンバペえぐい」「凄まじい」などのコメントが出ていた。
試合はこのままスコアレスドローで終了。エンバペはわずか20分弱の出場となったが、圧倒的な個の力を見せつけた。6月6日のルクセンブルク代表戦では1ゴール・2アシストを記録するなど仕上がりは順調で、現地時間6月14日に開幕するEURO2024でもキングのプレーは必見だ。
(ABEMA de DAZN/国際親善試合)