【北中米ワールドカップ・アジア2次予選】日本代表 5-0 シリア代表(6月11日/エディオンピースウイング広島)
途中出場からPK獲得のきっかけとなる絶妙なスルーパスを披露した。日本代表MFの鎌田大地がシリア代表戦で、逆サイドに展開すると見せかけて鋭い縦パスでチャンスを演出。ファンから「ゲームメイクまじゴッド」「スルーパスうま」と絶賛の声が相次いだ。
62分から途中出場した鎌田が、72分に違いを作った。中盤でのパス回しから左サイドに開いた相馬勇紀が、中央の鎌田にボールを預ける。背番号15は身体を開いて右サイドに展開すると見せかけ、ノールックで鋭い縦パスを出した。
このパスに反応した相馬が抜け出すと、ボックス内で後ろから倒されてPKを獲得。このPKを相馬が自ら決めて、鎌田のスルーパスをきっかけに日本が4ゴール目を奪った。
鎌田のプレーにファンは、「やっぱ鎌田がいると試合が楽しいわ」「ゲームメイクまじゴッド」「やっぱ鎌田やな」「スルーパスうま」「スルーパスえぐぅ!」とSNSでは絶賛の嵐となった。
鎌田は6月6日のミャンマー戦でも、30メートル級のロングスルーパスでアシストを記録。ボールを受ける前に中村敬斗に「走れ!」と指示を出していたことが話題となっていた。2試合連続で得意のパスで決定的な仕事をしたことになる。
試合は日本代表が5-0でシリア代表を粉砕。ワールドカップ2次予選を無失点の6戦全勝で終え、9月から始まる最終予選へと弾みをつけた。