【北中米ワールドカップ・アジア2次予選】日本代表 5-0 シリア代表(6月11日/エディオンピースウイング広島)
思わず苦笑いを浮かべた。シリア代表戦で日本代表のMF久保建英が、見事なターンからドリブルで持ち運ぶと、ラストパスが相手DFに当たりゴールへ。これにはファンも「タケちゃんが笑顔だとホッとする」「めっちゃいきいきプレーしてて嬉しい」と喜びの反応が挙がっている。
久保はこの試合で3-4-2-1システムの2シャドーの一角で先発すると、縦横無尽にピッチを動き回りボールに絡む。2-0とリードして迎えた22分には、決定的な仕事を果たした。
日本は左サイドでロングボールを弾き返すと、MF中村敬斗とMF遠藤航のパス交換から敵に当たったボールが久保に繋がる。すぐさま前を向いてドリブルに入った天才レフティーは、ボックス内に入ったところで、左に位置していた南野拓実にパスを出す。これが相手にブロックされると、久保は思わず声を挙げて残念がる。しかし、このボールがそのままシリア・ゴールへと吸い込まれ、オウンゴールで加点となった。
このプレーにファンからは、「久保めっちゃいきいきプレーしてて嬉しい」「実質タケのゴールってことで」「久保くんさんも苦笑い」「久保のゴールでいんじゃね?」「タケちゃんが笑顔だとホッとする」「ニコニコでプレーできてるからOK」など、久保が楽しそうにプレーしている様子を喜ぶ声がSNSで散見された。
この試合で久保は、右ウイングバックに入った堂安律と阿吽の呼吸を披露。ポジションを入れ替えながら攻撃の流れを作り、相手を掻き乱す動きが随所に見られた。
試合は日本代表が5-0で完勝し、久保は62分までプレーし勝利に貢献。ワールドカップ2次予選を無失点の6戦全勝で終え、9月から始まる最終予選へと弾みをつけた。