「しくじり先生 俺みたいになるな!!」に、元セクシー女優の三上悠亜が登場。セクシー女優の過酷な現場や、AV業界の厳しさを明かした。
有名人のしくじり経験から教訓を学ぶ本番組。今回は先週に引き続き、元セクシー女優の三上悠亜がしくじり先生として登壇し、AV業界の裏話を語った。授業を聞くメンバーには、オードリーの若林正恭、平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑らレギュラー陣の他、阿部なつき、藤江萌、錦鯉の渡辺隆らが出演。
国民的アイドルからセクシー女優へ転身後、トップ女優として人気を集め、惜しまれながらも昨年引退した三上。アイドル時代は、キス写真流出やSNS裏アカ流出などのしくじりを連発してしまった三上だが、グループ卒業後はブレない覚悟を持ってセクシー女優への道を選択。作品解禁の10分前まで、親にも黙っていたという。
しかし、セクシー女優の仕事はとにかく体力勝負で、三上は「想像の何倍も過酷だった」と回顧。「早朝から深夜までひたすら撮影、12人の男性を相手にする」などの過酷な撮影があった後は、「丸2日動けなかった」と明かした。さらに、セクシー女優はメンタル維持も大変で、中には「気分になれなくてメイク室に閉じこもってしまう」ケースもあるという。
また、セクシー女優業界は「超実力主義」の世界で、作品が売れなければオファーがなく、そのまま引退することも。特に今のAV業界は「芸能人よりもかわいい女の子が続々デビューしている」といい、「かわいくてエロくてスタイルがいい女の子」の激戦区だという。
さらに、最近では”AI”のセクシー女優までもが登場。体は生身、顔だけAIで作られているといい、澤部や吉村は「あれは衝撃だった」「絶世の美女が作れるよね」と現代の技術に驚いた様子。三上は「AIで出されたら敵いませんからね」と危機感を示し、「今はもうセクシー女優になりたくてもなれない子がいる状況」と明かした。
また、セクシー女優は美容にもお金をかける必要があるため、金銭面でも厳しい面があるという。三上はセクシー女優の中でも、メーカーと専属契約をしている「単体女優」で、撮影は月に1本で出演料も高い。しかし、専属ではない「企画単体女優」「企画女優」は1本の出演料が低いため、月に10本程度は仕事がないと稼げないという。
セクシー女優を続けることは、通常「2〜3年でもすごいと言われる」そうだが、そんな厳しい業界を9年間も生き抜いてきた三上。自身の経験を振り返りながら、「本当にいろんなことを考えないとこの業界にはいられない」「第一線で戦うのは難しい業界」と、セクシー女優のリアルを語っていた。