【明治安田J1リーグ】横浜F・マリノス 1-3 FC町田ゼルビア(6月15日/日産スタジアム)
横浜F・マリノスのFW宮市亮が、FC町田ゼルビア戦でワールドクラスの美しいコントロールカーブシュートを突き刺した。待望の今季初ゴールにファンも「鳥肌立つわ」「うますぎるって」と歓喜している。
注目のシーンはゴールレスで迎えた14分に訪れた。FWヤン・マテウスのロブパスに渡辺皓太が反応するも、相手選手と接触して転倒。こぼれ球に天野純が反応したがまたも接触して転倒してしまった。
ここでファウルをアピールしてプレーを止めてしまいがちだが、諦めなかった渡辺がピッチに倒れ込んだ姿勢から右足の踵でボールを蹴ると、その先に待ち構えていたのが宮市だった。
ボールを受けると、ゴールマウスをしっかりと確認して右足を一閃。速い弾道のシュートは、ブロックに入ったDF望月ヘンリー海輝の外側から巻いてゴールに向かうと、GK谷晃生の手が届かないファーサイドのゴールネットを揺らした。
このゴールについて解説を務めた福田正博氏は、「接触がありながらもうまく宮市にボールが繋がりましたね」と、渡辺の諦めないプレーを称賛。続けて「狙い澄ましたようなシュート。しっかりと見て、コースを狙いました。望月の外側を回っているので、谷としてはボールを見て反応するのが難しい。素晴らしいシュートであり、高い技術を見せつけました」と、宮市のゴールを称えた。
SNS上でも同様に、「よく諦めなかったな」「渡辺の粘りが良かった」「プレーを止めちゃダメなんだよな」など倒れながらもプレーを続けた横浜FMを称えるコメントや、「うますぎるって!」「これは宮市ゾーン」「アンリじゃん」「鳥肌立つわ」「これぞ狙い澄ましたシュート」など宮市への称賛のコメントが並んだ。
今シーズンはベンチスタートが多い宮市は、町田戦で9試合ぶりのスタメン出場。15試合目にして待望の今季初ゴールを挙げた。
宮市のゴラッソで先制した横浜F・マリノスだが、その後に3失点。FC町田ゼルビアに逆転負けを喫している。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)