7月28日に行われる格闘技イベント『超RIZIN.3』に参戦することが発表されたボクシング元6階級制覇王者のマニー・パッキャオが独占インタビューに応じ、揺るがぬ自信を口にするとともに、井上尚弥についても言及。真剣なアドバイスを口にした。
今回の対戦相手となる現RIZINフェザー級王者・鈴木千裕の印象を聞かれると「ボクシングで私に挑戦する彼の勇気に敬意を表する。私は彼をノックアウトするために全力を尽くすが、私がノックアウトされるのはありえない。」と余裕のコメント。
日本人選手と対戦するのは1988年以来じつに26年ぶりとなるが、それに関しては「私は対戦相手を選ぶタイプのファイターではない。私に挑戦してくる人たちのことを歓迎するタイプのファイターだ」と特に意識はしていない様子。それでも「亀田兄弟や井上尚弥は優れたボクサーだね」と、印象に残っている日本人ボクサーの名を挙げた。
井上尚弥といえば、日本人初の5階級制覇が期待されている日本ボクシング界の至宝だ。かつて6階級を制覇したパッキャオは井上について「尚弥は今、全盛期といえる。ただ、彼は止まることなくボクシングの研究をすべき。止まることなくボクシングを深く理解することを続ければ、多くの階級を攻略できるだろう」と真剣なアドバイスも。
もし実現するなら、井上との対戦を望むかという質問に対しても「もちろん。私は21歳のときに既にスーパーバンタム級チャンピオンで、その体重を保っていたのだから」と即答していた。
