【WWE】クラッシュ・アット・ザ・キャッスル(6月15日・日本時間16日/スコットランド)
試合巧者として知られる元五輪代表レスラーによる“美しすぎるジャーマン”が大反響…場内は大熱狂につつまれ、視聴者も「一級品」と惚れ惚れだった。
注目の場面はスコットランドで開催されたプレミアム・ライブ・イベント「クラッシュ・アット・ザ・キャッスル」で起こった。因縁が続く“最悪上司”ことチャド・ゲイブルとインターコンチネンタル王者のサミ・ゼインがタイトルを賭けて対戦。
試合中盤、“アルファ・アカデミー”のマキシン・デュプリに対してリーダーのチャドが、サミへ不意打ちをしなかったことをリングコーナー上で叱責。状況を把握したサミが対角線のコーナーから必殺技であるヘルバ・キックを狙うも、チャドに避けられてマキシンに当たる直前でキャンセルした。
この隙を見逃さなかったのがチャド。バックを取り、得意技のジャーマン・スープレックスを炸裂。そのままブリッジでフォールに入るも、サミがカウント2.99のギリギリで回避。会場は大盛り上がりとなった。
元五輪レスリング米国代表のチャドが見せた美技に視聴者も「凄い角度のジャーマン」「ブリッジが一級品」「2.99だったぞ!」「決まったかと思った」と大きな反響を呼んだ。
試合はその後、終始苦戦を強いられたサミがなんとか勝利を奪取。チャドはここ数か月間再三口にしている「俺のインターコンチネンタル王座」獲得をまたも逃すこととなった。
(ABEMA/WWE『クラッシュ・アット・ザ・キャッスル』)