リヴァプールFCに所属する日本代表キャプテンの遠藤航が、復興支援フェスティバルで絶妙なアシストを披露した。パスを受けゴールを決めた女子選手が「あのパスは忘れません」と瞳を輝かせる一幕が映し出されると、スタジオは微笑みに包まれた。
6月16日に放送された『ABEMAスポーツタイム』では、JFA石川県サッカー協会が主催する復興支援フェスティバルに参加した日本代表キャプテン・遠藤航の密着取材。遠藤のオフの過ごし方や、イベントの様子に迫った。
石川県の小松空港で遠藤航と待ち合わせた取材スタッフは、移動する車内で遠藤の今シーズンについて直撃した。クラブと日本代表で合わせて56試合に出場し、名門リヴァプールでの1年目を終えた遠藤は、「すごく充実していましたし、もちろん全てに満足しているわけではないですけど、試合もコンスタントに出してもらってタイトル(カラバオカップ)も取れて良かったのかなと思います」とコメント。日本代表戦のあとは家族で広島を観光するなど、現在は日本での貴重なオフを満喫していると語った。
復興支援イベントには、ドイツのシュツットガルト時代にチームメイトだったDFチェイス・アンリも参加し、およそ110名の地元の中高生と一緒にゲーム形式でサッカーを楽しんだ。女子チームのミニゲームに助っ人参加した遠藤は、右足で優しいパスを前線に送ると、受け取った女子選手が見事にゴール。
遠藤からアシストを受けた女子選手は「パスをくれてめっちゃ嬉しかったです」「あのパスは忘れません」と満面の笑みで瞳をキラキラにさせながらコメントし、これにはスタジオ一同も「絶対に忘れないよ」「そりゃそうだ」と微笑みに包まれた。
被災地の子供達に笑顔を届けた遠藤は「すごく楽しかったですし、サッカーを楽しんでいることを感ることができました。とにかく前向きにこれからの人生を歩んでいけるように応援したいと思います」と力強く語った。
(ABEMAスポーツタイム)