麻雀プロ団体・最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「最高位」の決定戦進出を争うA1リーグの第6節が6月19日に行われ、a卓(5人打ち)はプロ麻雀リーグ「Mリーグ」赤坂ドリブンズで活躍する園田賢が、特大の卓内トップを取った。
チームメイトの鈴木たろうも同卓することになった今節だが、園田は1回戦からスタートダッシュ。東1局に幸先よく跳満をアガってリードを奪うと、その後も差を広げてトップを取った。2回戦でも勢いは止まらず、東1局から親の跳満をアガるなどして2連勝。3回戦は一時ラス目に沈んだものの、南場で盛り返して2着に食い込むと、自身4回戦は6万点超の大トップで締めくくり、4戦3勝・全連対と、ほぼ完璧な結果を残した。
試合後、園田はもちろん上機嫌。「こんな(1日に+174.5)に勝ったことはこれまでA1リーグ、A2リーグ含めても記憶にない。それ以上にたろうさんから上手く会心のアガリを取れたのが嬉しい。今日100ポイント負けたら降級が見える位置だったが、これで最高位決定戦を目指せるようになったので、あと6節頑張って戦いたい」と、いつも以上に舌も滑らかだった。
【試合結果】
1位 園田賢 +174.5
2位 鈴木たろう +37.5
3位 石井一馬 ▲17.0
4位 鈴木優 ▲40.3
5位 津田岳宏 ▲154.7
◆最高位 最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。A1リーグは全12節、48半荘のリーグ戦を行い、上位3人と前年優勝の最高位の4人で決定戦を行う。決定戦は1日に半荘4回戦の5日制で、計20回戦行われる。
◆最高位戦日本プロ麻雀協会 1976年に設立。東京、関西、東海、北海道、新潟、九州、東北に拠点があり、所属会員数は約800人。主なプロは金子正輝、近藤誠一、村上淳、鈴木たろう、石橋伸洋、茅森早香、石井あや、大平亜季ら。主催タイトル戦は最高位、女流最高位、最高位戦Classic、發王戦、新輝戦、女流名人戦、新人王戦。代表理事・新津潔。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)