【UEFA EURO 2024】クロアチア代表2-2アルバニア代表(日本時間6月20日/フォルクスパルクシュタディオン・ハンブルク)
あの有名なゲームの兄弟をあしらった特別スパイクの登場に「なんておしゃれなんだ!」とファンも大興奮する一幕があった。アルバニア代表FWヤシル・アサニが、世界的人気ゲーム『スーパーマリオブラザーズ』のマリオとルイージがペイントされたスパイクを使用して大いに盛り上がりを見せている。
UEFA EURO 2024はグループステージの第2節の突入し、グループBではクロアチア代表とアルバニア代表が対戦した。試合はアルバニア代表が1点を追いかける後半アディショナルタイムにMFクラウス・ジャズラが値千金の同点ゴールを決めると、2-2の引き分けに終わった。
白熱した試合のなかで最も盛り上がりを見せたのが、先制点をアシストしたアサニのスパイクだった。11分、右サイドに流れてボールを受けたアサニが、カットインから左足でインスイングのクロスボールを入れると、ニアサイドに走り込んだMFカジム・ラーチが頭ですらしてゴールネットを揺らした。
高精度のクロスを配球したアサニが着用するスパイクは、鮮やかなグリーンを基調とするプーマのUltra Ultimate。よくみてみると、そこには世界的に有名なゲームである『スーパーマリオブラザーズ』のマリオ(左足)とルイージ(右足)があしらわれていた。有名アスリートやセレブリティなどを顧客に持つアートスタジオ『Swithadot StudioS.』のカスタムのようで、SNSにもそのデザインが紹介されている。
これに海外メディアが反応。『ESPN』など大手メディアも公式『X』で取り上げると、海外サポーターたちが大盛り上がり。「なんて最高なスパイクだ!」「とてもおしゃれだね」「どこで買えるんだい?最高じゃないか」「アサニのブーツはとんでもない!」とさまざまな反応を見せていた。さらにマリオがあしらわれた左足で入れたクロスがアシストに繋がったことを受けて「マリオの力を借りたのか」「これぞスーパーマリオ」と称賛するコメントも見られた。
一方で日本のファンも「アニメやゲームの可能性は凄いね」「マリオ好きか!」「マリオのスパイク可愛い」「子どもたちがEUROより大熱狂しております」など、日本を代表するゲームの主人公に大興奮となっている。
左足の強烈なキックを武器にするアサニは、鋭い突破力が持ち味のサイドアタッカー。現在28歳で、2023年3月に代表デビューしたオールドルーキーであり、EURO予選のモルドバ代表戦で代表初ゴールをマーク。スパイクと共に今大会での活躍も期待される。
(ABEMA/UEFA EURO 2024)