【UEFA EURO 2024】デンマーク代表1-1イングランド代表(日本時間6月21日/フランクフルト・アレーナ)
ベテランディフェンダーの驚くような爆速ランニングが、イングランド代表に先制点をもたらせた。カイル・ウォーカーが驚異的な加速力で相手の背後から忍びよると一気のボールを奪取。エースのゴールに結びつけるプレーに「速すぎるだろ!」「さすがウォーカー」とファンが歓喜した。
UEFA EURO 2024 グループC第2節でイングランド代表は、グループステージ突破に向けて大事なデンマーク代表との一戦を迎えた。
試合が動いたのは18分だった。右サイドのブカヨ・サカが、中央のジュード・ベリンガムとのワンツーで抜け出そうとするも、折り返しのパスが長くなってしまう。体1つ分前に出ていたヴィクター・クリスティアンセンがボールを処理するかと思われた次の瞬間、背後から忍び寄ったウォーカーが一気にスピードを早めてボールを奪取した。
ウォーカーはそのままボックス右へと侵入し、マイナスにグラウンダーの折り返しを入れると、これがディフレクトしてボールはケインの元へ。最後はイングランドのエースストライカーが左足で流し込み、スタジアムは歓喜に包まれた。
圧倒的なスピードで先制点の起点となったウォーカーに対して、ABEMAのコメント欄は「ウォーカーやばw」「速すぎるだろ」「弾丸かおもた」「ウォーカーが速すぎるって」「相手気が付いてなかったな」「ウォーカーの強奪が効いたな」と大盛り上がり。ゴールを決めたケイン以上に多くの反応が寄せられた。
イギリスメディア『スカイスポーツ』は試合のレポートで「カイル・ウォーカーが眠っていたヴィクター・クリスティアンセンからボールを奪い、ポケットから素早いパスを送りケインが至近距離からのゴールを決めた」と、得点シーンを振り返る。さらに選手レーティングでは10点満点中6点をつけて「ヴィクター・クリスティアンセンの背後から抜け出す素晴らしいプレーだった」と称賛した。
ウォーカーの活躍で先制点をもぎ取ったイングランドだったが、34分に失点を喫してドローで試合は終了。グループステージ突破は第3節のスロベニア戦の結果次第となった。
(ABEMA/UEFA EURO 2024)