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【映像】北朝鮮の観光地や平壌の市民たち
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  北朝鮮の旅行経験者が、驚きの実態を語る一幕があった。

【映像】北朝鮮の観光地や平壌の市民たち

 ABEMAにて6月23日に放送された『ななにー 地下ABEMA』#30では、「裏社会の激ヤバジャーナリスト大集合SP」と題した企画が展開。番組には各裏社会のヤバい情報に精通したジャーナリストや専門家が集結し、それぞれが抱えている秘話が語られた。

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 北朝鮮ジャーナリストの高英起氏は北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」編集長を務め、本やYouTubeなどでも北朝鮮国内のリアルな内情を積極的に発信している。北朝鮮当局に“危険人物”として、2度も指名手配を受けてしまったほどだ。

 そんな高氏は「北朝鮮への旅行者は盗撮&盗聴されまくり!?」というトピックを挙げた。これについて、高氏は「閉鎖国家で自分たちの国のことを知られるのをものすごく嫌がるんです。秘密を。なので、ホテルは基本的に全て、盗聴可能とされているんです」と説明した。

 続けて、高氏は「必ずしも、全員を(盗聴)するわけではないんですけど、例えば怪しい人間がいたら盗聴がすぐに出来るようになっていて、部屋のガラスはマジックミラーになっていて、その向こうで(人が)見ているという」と衝撃的な内容を話した。

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 さらに高氏はガイド員とタクシードライバーのどちらかが“秘密警察”として動き、“危ない”と疑われた人間を監視する動きがあることを説明した。

 EXITのりんたろー。が「何が“危ない”に該当するんですか?」と質問すると、高氏は「例えば写真を撮ったり。それと平壌というのは非常に良い暮らしをする人しか住んでいないとされているんですけど、やっぱり貧しい人がいる。ストリートチルドレンも存在するんですけど、そういう人を写真に撮るのは絶対にダメです。基本的に平壌は地上の楽園としてみんなが暮らしていると北朝鮮は伝えたいので」と話した。

 今もなお、国交正常化には至っていない、日本と北朝鮮だが、高氏によると、「旅行会社のツアーを通したら」日本人も北朝鮮を旅行することが可能だという。北朝鮮の旅行代理店を通して申し込み、予算は2泊3日でだいたい10万〜15万円ほど。直行便が出ていないため、日本から、北京を経由して、平壌に到着する流れになるそうだ。高氏は「北京からだったら数時間」と説明した。高氏によると、日本人は年間で「30〜40人ほど」北朝鮮に訪れているという。

 また、数々の国を訪れ、その国のリアルを伝えてきた旅行系YouTubeクリエイターのまろけは、空港から平壌市内に向かう景色を撮影しようとしたところ、「撮るな!」と怒られた経験があるそうだ。また帰国直前に軍人たちによる最終チェックが行われ、撮影した写真の中に軍人が映っているものがあり削除されたそうだ。まろけは「そこはちょっと危険を感じました」と語った。

(ABEMA「ななにー 地下ABEMA」より)

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