ペルーを訪れ、各家庭で家畜として飼育しているクイ(モルモット)をさばいて食べた東出昌大とひろゆき。ABEMAにて公開中の『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』の未公開映像にて、東出が狩猟への葛藤と調理師である父親からの影響などを語った。
ペルーの都市・ワラスを訪れた際に、現地で仲良くなった青年・オスカルくんの家でクイをさばいた東出とひろゆき。そのことについて、ひろゆきは「クイでも(ダメージを)くらってたじゃないですか」と東出に指摘した。すると「ぼく、魚(をさばく時でもダメージを)くらいます」と明かす東出。「そうなの!?シラスとか食う時大変じゃない?」と尋ねられると、「いや、そういうことじゃなくて。スーパーで売られている死んだ魚を塩焼きにするのは全然平気なんだけど、いっぱいいっぱい考えて最善を尽くしてやっと釣れたイワナを殺す時はスーパーの1匹の命と(釣った)イワナ1匹の命と全然重みと言うか…殺す実感が違うんですよ」と、その心境を説明した。
また、鹿を撃ち「獲れたー!」と喜ぶ夢も見ると話す東出。「自分自身に狩猟を楽しむ気持ちが潜在的にあるんだって思ったりするんですよね…」と語り、「鹿を撃ち殺す夢をかなり見るんですよ…」と複雑そうな表情を浮かべた。一方、これまで動物を殺す夢を見たことが無いと話すひろゆき。今後ひろゆきもクイやリャマの夢を見て落ち込むことがあるかもしれないと東出が言うと、ひろゆきは「結構美味かった(と思い出すかも)」と笑い、東出は「わからんけど」と苦笑いしていた。
さらに、父親が調理師だったため魚の内臓は物心つくころから見慣れていると話す東出。「魚の内臓がグロいっていう人は一定数いるから、これがグロいんだ?って、ぼくは子どもの頃それがわからなかったです。ニジマスの解剖を小学生の頃やったんですけど、みんなが怖い怖いキャーキャー言うのを見て、何を言ってんだろと思いましたね。それは家庭環境ですね」と振り返った。そんな東出に、昭和の頃は買って来た魚にも内臓がついていたので調理する時に見慣れていると共感するひろゆき。「そういうもんだよねって」と、その点については互いに同意し合っていた。