【UEFA EURO 2024】デンマーク代表1-1イングランド代表(日本時間6月21日/フランクフルト・アレーナ)
大怪我一歩手前の激しいデュエルが繰り広げられた。厳しい芝のピッチコンディションのなかで行われた試合で、選手たちは各地でスリップ。問題のシーンでもぬかるんだピッチに足を滑らせたことで、空中大回転となった。
問題のシーンはイングランド代表が1点リードして迎えた21分だった。デンマーク代表がボールを持ってイングランド代表の陣内へと攻め込む。右サイドのヨアキム・メーレがドリブルを仕掛けるが、デクラン・ライスが足を伸ばして突破を阻んだ。
ルーズボールに対して反応したのはライスと、ピエール=エミール・ホイビュア。五分五分の位置に転がったボールに対して、両者がマイボールにしようと足を伸ばした次の瞬間、ホイビュアが足を滑らせてしまいそのままの勢いでライスと交錯する。するとライスは足を払われる形になり、空中で回転しながらピッチに肩から叩きつけられた。
このプレーに解説を務めた槙野智章氏は「おっと激しいな」とコメント。さらに「今のプレーもですが、ピッチが相当柔らかくて難しそう」とピッチコンディションについてを指摘する。スペシャルゲストの橋岡大樹も「滑っている選手が多い」と同調した。
ピッチに倒れ込んだライスとホイビュアだったが、お互いに怪我なくプレーは再開。しかしABEMAの視聴者たちは「恐怖映像だわ」「ライス大丈夫か?」「足首に入ってたぞ」「怪我は怖いからやめて」と心配する声や「これは試合できるピッチじゃない」「芝がやばいんだよ」「この芝じゃプレーできないって」と芝の状態に苦言を呈するファンも見られた。
その後もスリップする選手が多く見られるなど、ピッチとの戦いが目立つ一戦は、1-1のドローで終了。両チームともに決勝トーナメント進出は最終戦に持ち越しとなった。
(ABEMA/UEFA EURO 2024)