【WWE】SMACKDOWN(6月21日・日本時間22日/シカゴ)
凱旋を果たした大物レスラーが、地元観客の眼前で血まみれ病院送りの大惨事。大観衆の悲鳴がこだまし、インタビュー中の美人レポーターがパニックのまま退散するショッキングな出来事が起きた。
直前の放送でWWEからの退団をほのめかしたドリュー・マッキンタイアが登場。宿敵、CMパンクの地元シカゴでパンクを襲撃。血まみれにしたまま担ぎ上げ、熱狂的な観客が詰め掛けるなか、最悪の形でリベンジを敢行した。
マッキンタイアとパンクとの因縁は根深い。マッキンタイア“5分天下”の原因となった世界ヘビー級王座戦でのパンク介入劇にはじまり、日本時間16日にマッキンタイアの地元スコットランドで開催された『クラッシュ・アット・ザ・キャッスル』でもタイトル奪取を阻止。マッキンタイアが退団を口にしたのが同18日の『RAW』での出来事だった。
そして番組中盤、タッグ王者のグレイソン・ウォーラーに美人レポーター、ケイラ・ブラックストンがインタビューする最中、“DIY”のジョニー・ガルガノ&トマス・チャンパが絡み、これから舌戦か?というシーンで事件は起きた。
背後のシャッター越しに「ガシャガシャ」と何者かが争うような大きな物音が鳴り響く。 シャッターがゆっくりと上がるとコンクリートに倒れ込んだ血だるまのCMパンクと、仁王立ちしたマッキンタイアの姿が。物音に驚いたケイラはそそくさと退散、罵り合いをはじめたDIYとウォーラーも「OH...!」とひと言漏らしフリーズするという修羅場だ。
パンクを担げ上げたマッキンタイアはリングに向かって歩きはじめ、シカゴの観客の前で人形のように放り投げ、その後物凄い剣幕のGMニック・オールディスにも顔色一つ変えず棒立ち、パンクは救急車で搬送された。
解説のもりお氏も「マッキンタイアの両拳が血まみれだったので、相当攻撃されていたんじゃないですか…」とコメント。ファンも「クーパン流血」「赤鬼マッキン」「パンク緊急搬送」「口から血を吹いてるよ…」と騒然となった。
故郷スコットランドでの大恥を、今度はパンクの地元シカゴで「倍返し」リベンジを果たしたマッキンタイアの凶行だが、これまでの数々のパンクの妨害行為など 酷い仕打ちを目にしてきたファンからはパンクに対して「特大ブーメランだな」という冷ややかな声も聞こえた。
(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)