標高約3800m、ペルーとボリビアにまたがる“天空の湖”チチカカ湖。同湖には藁でつくられた島々に約3000人が暮らし、宿泊施設も存在する。東出昌大とひろゆきが、この不思議な島を訪れ、驚きに満ちた宿泊を体験した。
6月23日、『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』がABEMAにて放送された。言論界で大暴れする日本一ロジカルな男・ひろゆき(西村博之)を、論理の通じない過酷な世界に、10万円だけ渡して放り込んだらどうなるのか?そんなテーマのもと、アフリカ・ナミビアの砂漠に置き去りにされたひろゆきが、アフリカ大陸を横断する旅に密着した『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』。その第2弾となる本作では、前回ひろゆきの旅のパートナーを務めた東出昌大が、エクアドル・プラタ島に置き去りにされ、南米を横断する旅に出発。ひろゆきは2日目から合流した。なお、使って良い移動手段はローカル路線バス、ヒッチハイクなど基本的に陸路のみとなっている。
ペルー南部で迎えた南米旅13日目。一行は太平洋に面するカマナからバスを乗り継ぎ、チチカカ湖のほとりの街・プーノへ移動した。ひろゆきはこの日、島に宿泊したがっていた東出のために、チチカカ湖の島宿を予約。宿があるウロス島へ渡るため、一行はプーノの港を目指し、タクシーに乗り込んだ。港に到着した頃、すでに周囲は暗くなり始めていた。標高は富士山よりも高い約3800m、気温8度。東出とひろゆきは暖かい服装に着替え、宿の船が迎えに来るのを待った。
一行を乗せた船は、雨が降るなかウロス島へ向けて出発した。船が進むに連れ、天気はさらに悪化。多発する稲光を遠くに眺め、寒さに凍えながら、ウロス島に到着した。そして、島に降り立った東出とひろゆきは「全然かたくない!フワフワしている」「おお〜!藁だわ」と口々に驚きを語り、「これ大丈夫?だいぶ沈み込むんだけど…」と不安げな声も。ここチチカカ湖では、藁を束ねてつくられた浮島に、多くの家が点在しているのだ。
そんな“藁の島”に建つロッジもまた、驚きの連続だった。ひろゆきが口にした外観の第一印象は「しっかりとした建築物」。さらに建物の中に入ると、「すげぇ!普通だ」と声を上げた。寝室にはダブルとシングル、2台のベッドが設置。普通のホテルと何ら変わらない、快適な空間が広がっていた。
寝室の隣の部屋には、シャワーブースとトイレを完備。電気をつけ、室内を確認したひろゆきは「すげーしっかりしてる!」と驚きが止まらない。ちなみにトイレは水洗式ではないようだ。便器の隣には「モミガラみたいなもの」が入ったバケツとスコップがあり、東出とひろゆきは、におい消しとして使用するのではないかと推測。ひろゆきは「ここだけ島っぽいですね」と話していた。