イギリスを訪問中の天皇陛下は、テムズ川の氾濫から市民を守る開閉式の水門『テムズバリア』を視察されました。
水門の上部で、仕組みの説明を受けられています。
テムズ川は、陛下にとって縁深き場所。“原点”ともいえる場所です。
首都ロンドンと東西の都市を結ぶイギリスを象徴する河川。特に近代史、産業革命の黎明期には、石炭の運搬を支えたのが、このテムズ川の水運でした。そのメカニズムや歴史的意義に魅入られ、陛下は、この分野の研究に打ち込んでいきます。例えば、自身の足で、イフリー・ロックの水門を見にこられたそうです。