【明治安田J1リーグ】ヴィッセル神戸 0－0 FC町田ゼルビア（6月26日／ノエビアスタジアム神戸）
かつて鹿島アントラーズで共にプレーした攻守の要たちが、チームを変えてそれぞれの前に立ちはだかった。ヴィッセル神戸FW大迫勇也とFC町田ゼルビアDF昌子源のマッチアップに「元鹿島のバッチバチの攻防」「これは見ていて面白い」とファンも興奮する一幕があった。
今季4位につける王者・神戸が、6ポイント差で首位に立つ町田をホームに迎えた一戦。神戸はエースストライカーの大迫がベンチスタートとなったが、ゴールレスで迎えた64分に佐々木大樹との交代でピッチに立った。
すると77分、この試合1番の盛り上がりを見せる。
センターサークル付近で大迫がこぼれ球を収めようとしているところに、昌子がハードにプレッシング。大迫は左手をうまく使いながら、昌子との距離を保つと上体フェイントからマークを外して反転する。一瞬振り切られた昌子だったが、すかさず体を入れ替えてボールにチャレンジ。惜しくもファウルとなったが、両選手による見応え十分のフィジカルバトルが繰り広げられた。
大迫は2009年から2013年まで鹿島でプレー。一方の昌子は2011年から2018年まで鹿島に所属しており、両選手は3シーズンの間、同じチームでプレーしていた。さらに2018年に行われたロシア・ワールドカップでは日本代表のエースストライカー、守備の要としても活躍。それだけに今回の対戦を見たファンは「この対戦は熱い！」「元鹿島の対戦」「大迫vs昌子なんか良いな」「元鹿島のバッチバチの攻防」「見てて面白い」「ロシアW杯思い出すな」と大興奮となったようだ。
（ABEMA de DAZN／明治安田J1リーグ）
