中山秀征が『徹子の部屋』に出演し、4兄弟を育て上げた妻・白城あやかさんに感謝。元タカラジェンヌで星組の娘役トップに上り詰めた後、「宝塚を辞めて専業主婦でやってくれました」「週刊誌に『女王様と平民の結婚』と書かれました（笑）」と26年の結婚生活を振り返った。
6月27日（木）、黒柳徹子の『徹子の部屋』（テレビ朝日系列）が放送。中山秀征（56）が出演した。黒柳から「中山さんは4人の息子さんのお父さんでもある、すごいですよ。4人育てているんだから。息子さんたちどうしていますか？」と近況を聞かれた中山。中山は「今こんなに大きくなってます」と4兄弟との写真を公開した。
公開したのはスタイリッシュなスーツに身を包んだ4兄弟が中山を取り囲むようにズラリと並んだ一枚。黒柳は「ええっ！これ！？」と息子たちの成長に驚愕した。
長男・翔貴は俳優としてデビューしたばかり。次男は大学生で20歳、三男は19歳、四男が17歳という。三男、四男はイギリスに留学。中山は「真ん中は僕ですね。全員にあっという間に背を抜かれまして」と微笑み、黒柳は「ほんと、大きい」と目を丸くした。
つづいて中山は妻・白城あやかさんも加わった数年前の家族写真を披露。黒柳は「奥様綺麗な方で」と惚れ惚れ。中山は「家内も宝塚を辞めて専業主婦でやってくれまして。娘役のトップを星組でやっていましたけども」と、華やかな世界を知りながら家庭に入り、家事や4兄弟の育児に奮闘した妻に感謝した。
結婚して26年を迎えた今、中山は改めて「やっぱり家内無くして子育てはできなかったですし、4人の男の子を育てるというのは並大抵のことではなかったと思うんです」と妻の苦労を説明。「理解できないこともたくさんあったと思うんです。男ですから言葉も足らないですし、女の子みたいにしっかり話せないこともある」「（息子たちが）家内とぶつかることもありましたけど、立ち向かうというか。対面して話し合ったり喧嘩したりすることもありました。けど、みんなあっという間に大きくなって」としみじみ語った。
野球部の長男、次男をはじめ、スポーツに力を入れていた4兄弟。全員が食卓に揃う日、妻は大量の食事作りに追われるという。「焼き鳥だったら100本。手羽元も60本くらい焼いていましたね。お米も月に40～50kgは無くなっていました」と明かした。
黒柳は「あなたの奥さんは偉いね。よくやりましたね。（宝塚の）トップまでいった方がですよ」と感心しきり。中山は「私は（芸能活動を）辞めなさいなんて言ってないですよ（笑）」「宝塚を全うした区切りが自分の中でついたみたいで」と前置きした上で、「結婚した時は週刊誌に『女王様と平民の結婚』って書かれましたけど（笑）。ちょうど家内の最後の公演がエリザベートだったんですね、まさにそういう感じでしたね」「今は子育ても一段落で、趣味のサンドブラストを謳歌しています」と温かなまなざしで語った。
