事件発生から2年が経とうとしている別府ひき逃げ事件。全国に重要指名手配されている八田與一(はった よいち)容疑者の同級生たちがその人物像を語った。
ABEMA的ニュースショーのスタッフが向かったのは石川県能登地方のとある町。八田容疑者は小中学校の一時期を石川県で過ごした。
聞き込みの末、小中学校のときの同級生「Yさん」にたどりつく。Yさんは八田容疑者のことをはっきりと覚えているそうで「小学生のときの同級生で、そこからの付き合いが大体3年弱」と語り、小学校の卒業アルバムを見せてくれた。
八田容疑者は小学5年生のときに、別の小学校から転校してきた。その後はYさんと一緒の中学校へ進学。Yさんが中学2年で転校するまでの3年弱をともに過ごしたという。
Yさんは「ネットニュースで(八田容疑者の)名前が出てきたときに『たまたま同姓同名かな』と最初思ったが、写真を見たときに『この顔はあの子』やなと思った」と事件の報道が出た当時を振り返った。
これまで八田容疑者の人物像は「自分本位」で「キレやすい」と伝えてきたが、Yさんは「目立つようなタイプの子ではなかった。真面目に見えるイメージ。見た目はすごくナヨっとしている」と、記憶のなかにある少年時代の八田容疑者の印象を語った。
「アクティブなイメージでもない、人についていくイメージ」と語るYさんは「確か柔道部やったかな。運動をたしなむぐらい、ガチガチじゃなくて体を動かす(程度)で、雰囲気が良かったから入った」と、運動には積極的ではなかったことも明かした。
さらに「ちょっと悪いことをするとこわばってしまう。『やってしまった』という罪悪感は持つタイプ。たとえば『物を壊しました』となると『俺がやってしまったどうしよう』と、周りに言えずにいる」「学生のときは僕らが声かけて『大丈夫か?』と、一緒に先生のところに行って話をするような。自分からは言えなくて溜め込んでしまうタイプ」と、内面についても語った。
一方で「ちょっと怒ったとき、少し口調が荒くなる」と語ったYさんは「僕らが見ているときはすごく優しい子のイメージだが、溜め込んでいるものが大きいから反動が(あるのかもしれない)」「ケンカになったときも乱暴な部分があった。かんしゃくじゃないけど、バンって出てしまう」と告白しつつ「ストレスに対する影響が出やすいタイプなのかな」と推察した。
その後、石川県から千葉県に引っ越したという八田容疑者はそのまま大学を千葉で過ごした。大学時代の同級生は「突っかかるとキレやすい」と、当時の性格について振り返り「自転車でけっこう遠出していた気がする」と、千葉から熱海市までのおよそ150kmを自転車で移動するほどアクティブな一面があったことも明かした。
情報提供は別府警察署(0977-21-2131)まで。X(旧Twitter)の番組公式アカウント(@News_ABEMA)のダイレクトメッセージでも情報を募集している。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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