2日、都内でアニメーション映画『インサイド・ヘッド2』の吹替版完成披露舞台挨拶が行われ、日本版の声優を務めた俳優の大竹しのぶ(66)、多部未華子(35)らが登壇。大竹が「悲しい」と感じることを明かした。
今回、新しいキャラクターの「シンパイ」の声を演じた多部は、完成した映画の感想をこう話した。
多部:シンパイのキャラクターをどういうふうに表現すればいいのかなって、ずっと思いながら声をあてていて。出来上がったものを見て、これは誰しも感じたことのある感情だったり、経験したことのある出来事だったり。本当に親世代でも思春期真っただ中の子でも誰でも共感できる、グッとくるシーンがいっぱいあって、とても楽しめるんじゃないかなと思いました。
また、映画が感情をテーマにしていることにちなみ、自身が担当した「カナシミ」にちなんだエピソードを聞かれた大竹は……。
大竹:悲しみってあんまり実はなくって、悲しいことは割とすぐ忘れちゃうほうなのかもしれません。しいて言えばさっきインタビューで、「2年前に録音したときも」って言って、「もう9年前ですよ」って言われて。時間があっという間に過ぎること。
司会者:前作を2年前だと思っていたのですね?
大竹:はい。悲しい。こんな歳になっちゃったっていうのが悲しいです。
(『ABEMA Morning』より)