化学物質PFAS(ピーファス)による健康被害の懸念が、近年クローズアップされている。生活用品から工業製品まで、さまざまなものに使われているが、その一種には、体内に蓄積された場合に、発がん性や免疫低下などの有害性が指摘されている。
 そんなPFASが、いま全国各地で、国の基準値を大きく超えて検出されている。政府は都道府県や水道事業者に対して、検出状況を報告するよう求めたが、SNSでは基準値が欧米より緩すぎるといった声もでている。PFASとはどういう物質で、どんな危険性があるのか。『ABEMA Prime』では専門家と考えた。