【UEFA EURO 2024】ポルトガル代表 0-0(PK3-5) フランス代表(日本時間7月6日/フォルクスパルクシュタディオン・ハンブルク)
UEFA EURO 2024準々決勝で、フランス代表がポルトガル代表をPK戦の末に下してベスト4進出を果たした。
前半はポルトガル代表がボールを握り、フランス代表はFWキリアン・エンバペのスピードを活かしたカウンターを狙う展開。しかし、お互いになかなかビッグチャンス創出までには至らず、スコアレスのままハーフタイムを迎えた。後半はややオープンな展開になり決定的シーンも増えたものの、両チームともに守備陣が奮闘。0-0のまま延長戦に突入した。
延長前半は、ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドやラファエウ・レオンが決定機で決めきれず。大会初戦に鼻を骨折してフェイスガードマスクを着用してプレーしていたエンバペは、衝突シーンで何度か鼻を痛そうにしており、結局は延長ハーフタイムに交代する。スコアも動かず運命はPK戦へと突入した。
PK戦では、ポルトガル代表の3人目だったジョアン・フェリックスがシュートをポストに当てて失敗。一方でフランス代表は5人全員が成功し、PK5-3で勝利した。フランス代表は日本時間7月10日の準決勝で、準々決勝で開催国のドイツ代表を下したスペイン代表と激突する。
なお、大会最年長ゴールの期待がかかった39歳のC・ロナウドは、ラウンド16に続きこの準々決勝もPK戦でシュートを成功させたものの、結局ノーゴールで大会を去ることに。試合後のピッチでは、C・ロナウドが大泣きする41歳のDFぺぺを優しく抱きしめて慰めるシーンが印象的だった。
(ABEMA/UEFA EURO 2024)