【UEFA EURO 2024】ポルトガル代表 0-0(PK3-5) フランス代表(日本時間7月6日/フォルクスパルクシュタディオン・ハンブルク)
41歳の大ベテランが、敗退が決まった試合直後に男泣きした。ポルトガル代表のDFぺぺが、フランス代表とのPK戦に敗れた直後に涙を浮かべると、FWクリスティアーノ・ロナウドと熱い抱擁。これにはファンも「もらい泣きした」「ほんとにありがとう」などSNSには感動の声が投稿された。
UEFA EURO 2024グループFを首位通過したポルトガル代表は、ラウンド16でスロベニア代表をPK戦の末に下し、迎えた準々決勝ではフランス代表と対戦。ともに決定機を演出するも90分間と延長戦でゴールネットを揺らせず、運命はPK戦へと委ねられた。
PK戦では、ポルトガル代表の3人目だったジョアン・フェリックスがシュートをポストに当てて失敗。一方でフランス代表は5人全員が成功し、3-5で敗れたポルトガル代表のEURO敗退が決まった。
試合後、大会初戦に歴代最年長出場記録(41歳113日)を更新し、最終的に5試合中4試合に出場した鉄人ぺぺが、人目を憚らずに男泣きし、盟友C・ロナウドが励ます姿が映し出された。C・ロナウドはラウンド16で試合中に得たPKを失敗して涙を流してチームメイトに鼓舞されていたが、この日は涙を浮かべることはなく、ぺぺを熱い抱擁で励ましていた。
ぺぺは2007年に母国ブラジルから帰化してポルトガル代表入り。C・ロナウドとはそれから17年間に渡ってともに戦い、レアル・マドリードでも8シーズンを一緒に過ごした。2人はピッチ内外で関係が深い盟友として知られる。
それゆえ、この胸熱シーンには多くのサッカーファンも感動。SNSには「ぺぺの泣き顔辛い、俺も泣く」「ロナウドとぺぺのハグ泣ける」「ロナウドイケメンすぎ」「もらい泣きしちゃうよ」「ほんとに、ほんとに、ほんとに、ありがとう」「ロナウド、ぺぺ、これでほんとに最後の代表活動かな…」「39歳のロナウドと41歳のぺぺが走り回ってるのを見ると小さいことで悩んでるのがばかみたいに感じた」「こんなの泣いてちまうよ」などの声が散見された。
UEFA EURO 2024でもポルトガル代表の攻守の要に君臨した41歳のペペと39歳のC・ロナウド。年齢的にはいずれも代表引退しても何ら不思議はないが、2026年ワールドカップに向けて身の振り方が注目される。
(ABEMA/UEFA EURO 2024)