7月28日、さいたまスーパーアリーナで開催される「Yogibo presents 超RIZIN.3」で“引退”をかけて激突すると思われていた朝倉未来と平本蓮が6日、都内でのフェイスオフに臨んだ。平本は会見で「どうなっても」引退を真っ向から否定したが、一方の朝倉は「負けたら100%引退」を明言。朝倉は揺るぎない自信を口にした。
「やたら“どっちが引退する”とかスゲェ言われていますけど、俺、引退しないすからね。するわけないでしょ。別に美しいものでもないし、朝倉未来の親友の那須川天心も『簡単に引退とかいうな』って言ってましたからね。簡単にお前(朝倉未来)も引退するなという感じです。引退はしません。どうなっても」
平本がそのように口を開くと、会場から拍手が。
その様子を受け、朝倉は「俺が負けたら、必ず引退します。絶対、100%勝ちます。楽しみにしていてください」と短く応じた。
その自信の根拠として朝倉は「自分自身、去年情けない姿を見せてしまった。相手がどうこうというよりは、今年、俺の大復活ということで、本当に今までで一番格闘技に向き合ってきたので、マジで自信しかないです」とも。
朝倉は先月28日に行われた1カ月前にあたる事前特番で「平本に負けたら最後じゃないですか。あいつは引退しないと思うけど、重みが違います。俺は本当に引退します」とこの一戦にかける決意を明かしている。
対する平本はアイルランドを訪れ、元UFC二階級王者であるコナー・マクレガーのジムで練習するなど武者修行を敢行。来るべき一戦に向けて着々と準備を整えていた。
それぞれの思いをかけて臨む大一番。運命の結末は7・28に明らかになる。