【WWE】SMACKDOWN(7月6日・日本時間7日/トロント)
女子王者が熱戦を繰り広げる最中、タイトルを付け狙うライバルたちがゾロゾロ現れ大乱闘。リングでの戦いを差し置き、話題の元体操米国代表・新人レスラーがトップロープから場外へ3人まとめて圧殺するムーンサルトを敢行したシーンに会場が騒然となった。
今週の「SMACKDOWN」は、番組冒頭バックステージで襲撃された女子王者ベイリーが、パイパー・ニーヴェンと怒りのシングルマッチを急遽行う展開に。数か月にわたり抗争を繰り広げる両者だが、試合に関係ない“思わぬ伏兵たち”が次々と乱闘に参戦。リングとは関係ない場外で争う女子レスラーにより2人まとめてKOされる衝撃のエンディングとなった。
序盤から拳で殴り合うハードな展開。荒々しい攻防が繰り広げられるなか、リング下には翌日の「マネー・イン・ザ・バンク」へ出場する女子レスラーが続々と結集しベイリー包囲網を敷いた。そんななか一人花道から堂々と遅れて登場したのが“驚異の新人”ティファニー・ストラットンだ。
リング下では「マネー・イン・ザ・バンク」出場者、チェルシー・グリーン、ナオミ、イヨ・スカイが乱闘をはじめ、そこにライラ・ヴァルキリアとゾーイ・スタークも参戦しカオス状態に。
解説の堀江ガンツ氏も「試合中ですよね…」と関係ない女子レスラーたちの乱入に困惑を隠せないが、そうしたなかティファニーが、乱闘を繰り広げるゾーイ、ライラ、イヨの3人に、トップロープから場外へのムーンサルトを決め3人まとめてKO。リング上の熱戦を完全に食ってしまう行動にファンからは「試合が乗っ取られてるw」「今試合中ですw」と部外者の大暴れぶりに騒然となった。
また、現地実況席でコメンテーターを務めるウェイド・バレットも「ティファニー・ストラットンは一体何をしているんだ!?」と呆然した様子でコメントを残した。
大一番「マネー・イン・ザ・バンク」の前哨戦で、新人レスラーに完全にジャックされてしまった両者。試合はベイリーがパイパーからカウントスリーを奪い勝利となったが、その後最大のライバル、ナイア・ジャックスの襲撃にあうなど王者にとっては散々な試合となってしまった。
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(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)