【UEFA EURO 2024】オランダ代表 2-1 トルコ代表(日本時間7月7日/オリンピアシュタディオン・ベルリン)
試合終盤の大ピンチで、所属クラブの同僚に対して決死のシュートブロックをかました。オランダ代表のDFデンゼル・ドゥンフリースが、インテルでチームメイトであるトルコ代表のMFハカン・チャルハノールのシュートを捨て身でブロック。これにはファンも「さすがの守備やな」「神ブロック」など喝采の様子となった。
UEFA EURO 2024準々決勝でオランダ代表はトルコ代表と対戦。35分に失点する苦しい展開となったが、70分と76分に連続ゴールを奪って、2-1とリードした状態でアディショナルタイムを迎えた。
注目シーンは90+2分。オランダ代表はショートカウンターを食らい、左サイドのチャルハノールに展開される。トルコ代表の背番号10はトラップから左足でシュートを放ったが、ドゥンフリースが完璧なタイミングで身体を投げ出して足でブロック。しかもすぐさま起き上がって身体を入れて、相手のファウルまで誘発したのだ。
2人は所属クラブのインテルではチームメイトだが、代表チームではもちろん敵同士。この対決では、まさにワールドクラスのタックルを炸裂したドゥンフリースに軍配が上がり、チャルハノールはファウル判定に納得がいかなかったか怒りのオーバーリアクションをしていた。
ABEMAで解説を務めた元日本代表MFの戸田和幸氏は、ドゥンフリースのシュートブロックを称賛。「素晴らしいブロックでしたね。どうしてもシュート打たれる時は、足を高く上げすぎちゃったり、足を大きく出しすぎて間を抜けることがあるんですが、今のタックルは低く鋭く足が出せたので、しっかりシュートコースに入りましたね」とコメントした。
また、この激アツシーンについてはABEMA視聴者からも、「神ブロックだったな」「レベルが高い」「素晴らしいディフェンス」「ドゥンフリースよく守った」「インテル対決が熱すぎ」「チャルハノールがめっちゃ怒ってる」などのコメントが出ていた。
オランダ代表は最後まで守り切ってトルコ代表に勝利。20年ぶりのベスト4進出を決め、日本時間7月11日の準決勝ではイングランド代表と対戦する。
(ABEMA/UEFA EURO 2024)