【映像】激しい接触で1回転→涙ながらに退場するシーン
【映像】激しい接触で1回転→涙ながらに退場するシーン

UEFA EURO 2024】スペイン代表2-1ドイツ代表(日本時間7月6日/シュトゥットガルト・アレーナ)

【映像】激しい接触で1回転→涙ながらに退場するシーン

 スペインの若き司令塔が涙でピッチを後にした。スペイン代表MFペドリが、トニ・クロースとの激しい接触で一回転してピッチに倒れ込んだ。直後に涙を浮かべながらピッチを後にすると「かわいそう」「ペドリが居なくなるのは…」とファンからは悲痛の叫びが挙がった。

 UEFA EURO 2024の準々決勝、スペイン代表は、自国開催で優勝を目指す強豪ドイツ代表と“事実上の決勝戦”を戦った。

 前半早々7分、自左サイドをドイツに攻め込まれたスペインがボールを奪取。攻撃に転じようと、MFロドリが前向きのMFペドリが前進できるように強めのパスを出した。

 このボールに勢いよく反応したペドリだったが、真正面からドイツ代表MFトニ・クロースが進路を阻むと、激しく膝が衝突した。この勢いで空中で1回転してピッチへと叩きつけられたペドリは、悶絶する事態になるもトニ・クロースにカードは出なかった。

 ペドリは一度ピッチから出た後、すぐに復帰するも足をひきづる様子を見せると、自らピッチに座り込んで交代を要求した。悲痛な表情を浮かべ顔を手で抑えながらピッチを後にするペドリに、チームメイトは励ましの言葉をかけた。

 このシーンに視聴者は「ペドリ居なくなるのは…」「ペドリかわいそう」「ペドリとクロースバチバチすぎ」「カードないのかよ」「これはカード」「もう辛くて見れん」「大事に至らんければいいけど」「ペドリ痛そう」とファンから悲痛の叫びがコメント欄に数多く寄せられた。

 試合後、左膝の捻挫と診断され、残り試合への出場は絶望的に。復帰まで1か月以上を要することが報道されると、自身のSNSで「最も困難な時期は過ぎ、復帰への道が始まりました」と現状を報告するとともに「最後までここで続けるつもり」と引き続きドイツでチームをサポートする意思を表明した。さらに謝意を表していたクロースに対して「メッセージありがとう。こういったことが起こるのがフットボール」続けて「あなたのキャリアと記録は永遠に残ります」とメッセージを送った。

 試合はペドリと交代したMFダニ・オルモが2試合連続となるダイレクトミドルシュートを決めると、延長後半にはMFミケル・メリーノが圧巻のヘディングシュートを叩き込みスペイン代表が2-1で勝利。次戦、日本時間7月10日にFWキリアン・エンバペを擁するタレント軍団フランス代表との準決勝に挑む。

ABEMA/UEFA EURO 2024)

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