【UEFA EURO 2024】スペイン代表 ２－１ フランス代表（日本時間７月10日／ミュンヘン・フットボール・アレーナ）
16歳の神童がついに待望の瞬間を迎えた。スペイン代表のFWラミン・ヤマルが、巧みなフェイクから衝撃の超ハイパーゴラッソ。この美しすぎる大会史上最年少ゴールにファンは「ゴラッソすぎる」「鳥肌たったわ」「16歳とか嘘だろ」と大熱狂となった。
UEFA EURO 2024の準決勝第１試合では、スペイン代表vsフランス代表というヨーロッパ屈指の好カードが実現。世界が注目する大一番は、フランスが９分にFWキリアン・エンバペのピンポイントクロスにFWランダル・コロ・ムアニが頭で合わせて開始早々にリードに成功する。
しかし21分、スペインが衝撃のスーパーゴールで同点に追いついた。CBナチョがハーフウェーライン付近から素早い縦パスをMFダニ・オルモに入れる。ダニ・オルモはこれを軽やかなターンで前を向くと、右手前方のFWアルバロ・モラタにパスを試みたが、相手にブロックされてしまう。
そのこぼれ球を拾ったヤマルが、右にいくと見せかけて左に切り替えて対面のアドリアン・ラビオを翻弄すると、得意の左足を一閃。ゴールまで約25メートルの距離があったが、綺麗な弧を描いたシュートはフランスの守護神マイク・メニャンも触れることができず、左ポストに直撃してゴールネットが揺れた。
16歳362日というUEFA EURO史上最年少ゴールにABEMA視聴者は大興奮。コメント欄は、「あのコースやばい」「GKノーチャンス」「16歳とか嘘だろ」「ゴラッソすぎる」「鳥肌たったわ」「ガチで目覚めた」「メッシ超えあるかもしれんマジで」「16歳でこれはメッシ化あるぞ」「今大会ベストゴール確定」「名実ともにスターになるぞ」「キャプ翼の世界やんw」「化け物すぎる」「歴史に残る一撃」など大盛り上がりした。
今大会ここまで大会最多の３アシストを記録していたヤマルだが、５試合で惜しいチャンスこそあれゴールだけが奪えなかった。しかし、この大一番で圧巻のスーパーゴラッソ。これぞ大物といったところか。
スペイン代表はさらに25分、MFダニ・オルモが巧みなボールコントロールから追加点を決めて逆転。フランス代表に２－１で逆転勝利を収めた。
UEFA EURO 2024決勝は現地時間７月14日だが、ヤマルの誕生日は奇しくも７月13日。神童が16歳ラストマッチで記録にも記憶にも残る一撃を決め、スペイン代表をファイナルに導いた。
（ABEMA／UEFA EURO 2024）
