【WWE】RAW(7月8日・日本時間9日/オタワ)
リングサイドから、顔面白塗りのドレス姿の女性が忽然と登場。ホラーすぎる様子に2人の屈強のレスラーがビビってその場から逃走する騒ぎに発展した。
ジェイとチャドの熱戦中に突如、会場が暗転。空気の変化に気をとられたチャドが不意打ちスピアーを被弾して不覚にもカウントスリーを献上した。漁夫の利で勝利を掴んだジェイもただならぬ空気を察したか「おしっこちびりそう…」と血相をかいて逃亡。するとスモークがたかれ、不気味なピアノの連音が会場に鳴り響いた。
リングに取り残されたチャドもハッと我に返り、暗闇のなかを逃亡するなど、さながらホラー映画のオープニングの雰囲気だ。そんななか、白塗りドレス姿の謎の女性が、ヌルっとリングサイドに忽然と現れた。手元にはもはや恒例となった「VHSテープ」の箱が見られる。
突然の出来事にファンからは「怖い怖い」「怖すぎる!」「貞子だ」とピュアな反応に加え「またVHSテープだろ」「こういう演出カッコいいな」と冷めた反応もちらほら。
ここ数週間、この女性の使者が「VHSテープ」を実況席のアナウンサーに手渡し”予告映像?”と思しき謎だらけの動画が紹介されるのが恒例となっているが、今週もアンクル・ハウディーとされる謎の人物と、故ブレイ・ワイアットの実弟ボー・ダラスの対話シーンが収録されており、その目的も内容も意味不明で謎が深まるばかり。
まだ行動が全く予想できない「ワイアット・シックス」だが、「呪怨」や「貞子」の指摘どおりジャパニーズ・ホラーを彷彿させる世界観に観客の盛り上がりも高まっている。暑い時期にふさわしいホラーすぎる展開から目が離せない。(ABEMA/WWE『RAW』)