7月7日に投開票が行われた東京都知事選挙。結果は現職の小池百合子氏が42.8%という得票率を誇り圧勝、3選を決めた。17日間に渡る選挙戦は、連日テレビの地上波放送でもその様子が伝えられたが、小池氏に始まり前安芸高田市長の石丸伸二氏、元参議院議員の蓮舫氏、元航空幕僚長の田母神俊雄氏という4候補を扱うケースが目立ち、史上最多56人が立候補したにもかかわらず、その他の52人との扱いには大きく差があったと、候補者たちからも不満が噴出した。そんな中、テレビに映ることなく5位に入り、15万票を獲得したのがAIエンジニア・安野貴博氏だ。特に選挙戦後半、ネットを中心に注目された候補者ながら、なぜテレビ番組では扱われなかったのか。『ABEMA Prime』では、選挙報道の在り方について、活発な議論が展開された。