アニメ「この世界は不完全すぎる」第2話が7月12日より順次放送中。れっきとした理由があるとはいえ、壁に顔を擦りつけながらダッシュする主人公とヒロインの姿が、「傍から見たら変人すぎる笑」と視聴者を笑わせた。
【映像】壁に顔を擦りつけてダッシュする2人(7分5秒ごろ〜)
「この世界は不完全すぎる」は、左藤真通氏による同名漫画が原作。極秘に組織された調査隊“王の探求者(キングス・シーカー)”の一員であるハガ(CV:石川界人)と成り行きで助けた少女・ニコラ(CV:矢野妃菜喜)をめぐる冒険ファンタジーだ。
前回放送の第1話では、ハガがホイモイドラゴンから小さな村を守った。ヒロインのニコラは、弟子としてハガについて行くことを申し出た。ハガはその申し出を断り、「やっぱりダメだったんです」と言った。すると突然、ニコラの体が燃え始めた。
ハガは、「ごめんなさい、ニコラさん。これは負けイベントなんです。ホイモイドラゴンに無理やり勝っても、村が全滅するシナリオは変わらない」と涙を流した。ハガはこの世界がゲームの中に存在していることを明かし、「僕の本当の仕事は、ゲーム内のバグをチェックして報告する役目、デバッガーなんです」と告げた。
メインキャラクターが焼死するのに加えて、“全てはゲームの中”という物語の真相が明かされる初回に、多くの視聴者が衝撃を受けた。X(旧Twitter)上には、「予想外のどんでん返し」「そういう世界だったか!」「まさかのゲーム内だったとは思わなかった」と驚きの声が上がった。
最新話の第2話「羽賀マコト」では、ある街を訪れたハガが壁に半身を擦りつけながら走り始めた。驚くニコラに対して、ハガは「こういった壁がある場合、まずどこかに隙間があるんじゃないかと疑うことが必要なんです」「見た目だけではわからないから、こうしていろいろチェックするんです」とバグがないか確認していることを説明した。ニコラも真似して壁に顔を擦りつけながら疾走し、「何してんだ?」「なんか怖い」と周囲を驚かせていた。
きちんとした理由があるとはいえシュールな2人の行動は、「客観的に見たらやばい人だったw」「傍から見たら変人すぎる笑」「奇行としか言いようがない」と視聴者の笑いを誘った。
■第2話「羽賀マコト」
【あらすじ】
デバッグ作業の中で、ニコラの死に何度も対面してきたハガ。今回も問題なくニコラは死んだはず…… が、何故か生きた姿でハガの前に姿を現す。驚愕するハガだったが、成り行きでニコラを従者として、共に旅路を進めることとなる。次の目的地であるベイル城を目指す途中、アダンの街に到着した2人は協力してデバッグ作業を進めるが、そこに酒井、隅田という2人組が現れる。
(C)左藤真通・講談社/『この世界は不完全すぎる』製作委員会