アニメ「〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン」第2話が7月13日より順次配信中。千石撫子(CV:花澤香菜)が“あの名作漫画たち”をオマージュした顔芸を披露し、「ポーズまで同じとは!」と注目を集めた。
【映像】”アッチョンブリケ”のポーズをとる千石撫子(16分25秒ごろ〜)
「〈物語〉シリーズ」は、人気作家・西尾維新氏の代表作として名高いジュブナイル伝奇小説。不死身に近い肉体となった男子高校生・阿良々木暦(CV:神谷浩史)と、怪異に出遭った少女たちの物語だ。ファーストシーズン、セカンドシーズン、ファイナルシーズン、オフシーズン、モンスターシーズン、ファミリーシーズンの6部構成をとっており、ファイナルシーズンまでがすでにアニメ化されていた。「〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン」では、暦に助けられた少女たちの前日譚や後日談が描かれる。
前回放送の第1話では、暦の妹の1人・阿良々木月火(CV:井口裕香)にスポットが当たった。物語の終盤、月火がマネキンをバックに踊りだすカットがあった。その振り付けは、過去シリーズ「偽物語」や「暦物語」のOP「白金ディスコ」で描かれた彼女のダンスを彷彿とさせるものだった。
長年のファンならニヤリとすること間違いなしのカットに、ネット上は、「白金ディスコ踊っててきゃわ」「ダンス懐すぎ~」「白金ディスコの踊りあったの良い」と盛り上がっていた。
最新話の第2話「撫物語 なでこドロー 其ノ壹」では、速やかに漫画家になるための手段として、撫子が自身を模した4体の式神を作ることに。斧乃木余接(CV:早見沙織)は、「最悪、5人のうち、どの千石撫子が本物の千石撫子かわからなくなったら大ごとじゃない」とそれぞれの式神のデザインを変えるようにアドバイスした。撫子は「大ごとどころじゃありません!アイデンティティ崩壊の危機です!」と慌てた様子を見せる。その際、撫子は両手を左右の頬に押し当てて、往年の名作漫画でおなじみの「アッチョンブリケ!」のポーズを取っていた。
その後、式神が逃走。起こり得るトラブルを想像し、撫子は「オソロシイ子……!」と、少女漫画の金字塔たる演劇漫画を思わせる白目になっていた。
有名作品のパロディ要素もまた「〈物語〉シリーズ」の魅力のひとつ。漫画好きなら誰でもわかる顔芸が描かれて、「ポーズまで同じとは!」「アッチョンブリケやんけ」と話題になっていた。
■第2話「撫物語 なでこドロー 其ノ壹」
【あらすじ】
漫画家になるため、学校へ行かず絵を描く毎日を送っている千石撫子は、ついに両親から「中学校を卒業したら働きに出なさい」と宣告されてしまう。卒業までの期限が迫るなか、斧乃木余接が漫画家になるための、ある方法を提案する。
(C) 西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト